お金の話

やまなか
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積み立てNISAの準備をしている。証券会社を移動したために一月近く承認待ちの状態が続いていて、首を長くして待っているところだ。巷ではSBI証券と三井住友Oliveカードの組み合わせがいいと噂でこの機会に乗り換えてみた。積み立てクレジット払いで5%のキャッシュバックが得られるということで期待大。今年中に10%へと変更があるという話もあり、なおさらやらないてはないはずだ。ともあれ、年末から動いていたはずがそろそろ2月になってしまう。おそらく2月の分も時期的に間に合わなさそうなので再来月に一気に支払いすることになるだろう。

一方で、YouTubeで税金関連の動画をたくさんみた。どうすればうまく節税できるのか、調べれば調べるほど出てくる。個人事業主やマイクロ法人についての知見はかなり溜まってきたので、あとは実践するだけなのだが特別やっていることはなく、こうして動かない人は実際多いのだろうなと感じる。

例えば小規模企業共済という仕組みはフリーランスまたは経営者の退職金制度とも言われている。一定金額を掛け金として充当することで、返済時に全額受け取れるだけでなく、所得控除も受けられる。さらに掛け金の8割ほどの借り入れもでき、金利も1.5%と低く、そのお金を運用やその他事業に回すこともできそうだ。

今はただ、確定申告で収入と支出を簡単に記入しているだけだが会社経営になるとさらに複雑で知らないテクニックもたくさんあるのだろう。ただお金を稼ぐだけでなく、節税や経費を効果的に利用し支出を最大限減らすことが大事である。極端に税金を納めないようにするつもりはないけれど、事業や自分に投資できる機会損失を減らしたくないからだ。

今までも真剣に考えてきたはずが、どういうわけか一度道を外れてしまった。思い描いた未来とは遠い30歳ではあるがまだまだ挽回の余地はあるし、1年後、急にチャンスが訪れることもあるかもしれない。そのための努力は惜しまず、積極的に時間とお金を投資し続ける。大器晩成とは、一晩で夢を掴む宝くじではなく、地道な努力の先に現れる習慣の集積だ。小さな支出すら管理し、自分が何を消費しているのか細かく認識することから改善の一歩は始まる。小学生の時にできていたことが大人になってやらなくなった理由は、単なる惰性でしかない。そのための便利ツールは出揃っているしわざわざ作ろうとしなくてもいい時代なのだからまずは設定から始めよう。