面倒ごとを率先する

やまなか
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昨日1日を費やし、とあるプログラムの対応に追われていた。これまで何度か経験はあったけれどつまづいたこともあり、どうにも慣れることもできない。OSSとして公開されているソフトを利用すれば、簡略化され自律して行う作業も減らされる。分かっていたことではあるけれど、いかんせん導入の手間と現状動作している状況から変更を加えることへの労力を天秤にかけて億劫だった。

しかし、今後何度も時間を圧迫されることを避けるためには時間のある正月のうちに対応するのが吉。改めてドキュメントを査読し、作業に取り掛かる。時間はかかったけれど対応した甲斐がありそうな手応えだ。

他にもNISA関連で口座の開設や、積み立てを行うためのクレジットカードの申請なども行なった。何日も放置していた個人的タスクで、はやくやればNISAの恩恵も受けられるのに、めんどくささに勝つことができず、何も進められていなかった。

長年悩み続けているし、人生が終わるその日までこの葛藤と共に歩み続けるのだろう。でも今日は全てではないにしろ、やるべきタスクを終えられた。やらなきゃ、という気概のようなものはなくただ淡々とこなしていく。理解が及ばなくっても、行動できるならやる。そして、後になって行動の意味がわかる頃もあるのだろうと感じた。

タスクを終わらせるとどうなるのか。新しいタスクが生まれる。その繰り返しがいつしか大きな差となり、スキルや報酬など様々な形で僕らの目の前に現れる。これを「一竜一猪」ということは昨日学んだ。これらは習慣にも言えることだけど、大きな成果を生むのは、一夜の成功にあらず、日々の積み重ねの結果でしかない。積み重ねは如何に逃げず、ゴールに向かってひた走るか。ただ闇雲に走るのではなく、どうすればもっと速くなれるか、どうすれば効率的に辿り着けるかを考え抜く必要があり、これが世にいうPDCAだ。

最近はずっとビジネス的な考え方ができるようになった。ただし、実際の仕事はできていないため早く実際的なタスクをこなせるようになりたいし、そのためのプランを立てなければならない。どんなことをやるにしても、他人が面倒くさがってやりたくないことをやれば自分の成長になり、相手方は楽ができてWin-Winだ。それが社会として「負」であれば立派なビジネスを作ることができそうだ。万人に届けられるソフトウェアがまだ届けられていない、業界・業態はどこだろうか。