今年の目標の一つは風邪をひかず、体調を崩すことなく明るく元気に過ごすことだ。そんな健康第一を掲げた矢先、先行き不安な状況になってしまった。微熱だ。
週末に家族で旅行した際、のちにインフルエンザを発症した人がいた。そのことについてとやかく思うところもなく、自分自身は昨年秋ごろにA型を発症していて免疫がついているし、心配はしていなかった。まだインフルエンザだと確定したわけではないけれど、準備と対策不足が表に出た形だ。
現在の症状としては37.2度の熱と微かな喉の違和感のみ。今朝から咳が出るような症状はあったものの、対して心配もしていなかったし、季節的なアレルギー反応かと思っていた。龍角散を舐めたりなどはしていたのだが効果はなかったようだ。
この体でジョギングをしていたのだから驚きだ。自分の体の異常性を感知することもできていない。確かに、なんとも落ち着かない気分であったことは自覚しているが、昨日より走ることを決めていたこともあり特に気にしなかった。
と、反省や心配をしたところで快復するわけではないので、風邪薬を飲みさっさととこに着くことにしよう。
無病催促を体現するために日々気にしなければいけないことはたくさんあるはずだが、気を回せていなかったのは事実。引きこもりがちな生活で椅子に座り続け、運動不足なのである種予期できていたことかもしれない。とにかく、ジョギングの頻度を増やすこと、そして空調に気を遣うように心がける。おかげさまで精神面は安定しているものの、身体面があからさまに弱っていて非常に困っている。30代はこんなにも衰えを感じるのかと、まだ始まったばかりの10年間を憂いているが、この変化を好機と捉えるしかないだろう。
日々の積み重ねが、習慣こそが人生を変える。これが真理だ。どんなに願い望もうが小さな行動こそが将来を決定づける。今日、「運は勇気あるものの味方」という素敵な言葉に出会った。ここでいう勇気とは大それた、破天荒で亜滅的な、我武者羅な行動力ではない。しっかりとした着実で前向きな一歩のことだ。一歩目がなければ二歩目を踏み出すことはできない。そうやって歩みを進めれば確実に成長はできる。その土台となるのが健康でもあるし、健康を維持するためにも習慣が必要だ。目標に近づくための努力は習慣に昇華することで初めて現実となる。もしも、理想を追い求めすぎているなら目の前のことを当たり前にできるようにしよう。