The Case of the Golden Idolクリアしました。面白かったー。遊ぶ前にクセが強すぎるグラフィックをみて「今忙しいから後でいいかな」状態になっていたことを後悔しました。
推理する時間の割合が非常に高いゲームだった
このゲームを初めて最初に刺さったのは「起動してすぐに答え合わせを受け付ける時間が始まる」ところ。ゲーム起動→タイトル画面→チャプター選択→答え合わせどうぞ!という具合に爆速だったのでびっくりでした。いきなり人が死んでいる場面が表示されて、ポイントアンドクリックで好きに調査してわかったら即解答して答え合わせできる状態になっている。そのテンポの良さが私は好きなのでこんな気分になりました。
そのほか、何問か解いた後に挟まれる10秒ぐらいのムービーを除いてほとんどが「プレイヤーが自主的に情報をインプットして推理する時間」で、その割合の高さにも驚きました。推理したい人が不要と感じる物が少なく、「その不要な物全て」を本タイトルから省略する純粋さが凄いと思います。推理したい人を狙って刺しにきているし、それ以外の人に刺さらないことを厭わないオーラを感じる、目的がしっかりしたゲームだなと思いました。
クセが強すぎるグラフィックの意味
このポストにも書いたんですが、このゲームはグラフィックのクセが強すぎることで成り立っている面がありました。特に「同じ人がさっきと違う服を着ている」シーンも顔をみただけで容易に同じ人だ!と見分けられるようになっているところがゲームとして重要な部分だったので、その点考慮してこのクセの強さにしているとしたら凄い判断だと思います。そんな機能性を感じると、クセ強のキャラクターたちに愛着さえ湧いてくるなーと。第一印象を良い意味で裏切られました。
ストーリーも良かった
これは好みなんですけど本作のタイトルが「The Case of the Golden Idol」なので黄金像の出自に関するストーリーに流れていくのかな?と思って進めていたところ最終章のあのオチだったので「やられた」という気持ちでした。らしいなというか。そのらしさに気づくのも最終章を推理している途中だったのでプレイヤーの自発的なタイミングであるところが良かったです。
おわり。