わたしの恋愛にはわりと顕著な傾向があり、「立場と年齢が上の男性から気に入られる」というもの。5分の3の確率ですね
最初の人は、退職したばかりだった高校の先生、8つくらい上の人。今考えたらほんとありえないけど、17〜8歳だった当時は、優しいし頼りになると思ったんだ、よくある話よね。しかもわたしに手を出す前に2つ上の先輩とデキ婚してたし(だからわたしは不倫だね)、その人と同時期にわたしの同級生の友だちにも手を出してたよ。最低だね!
18〜23歳、大学〜社会人のときの彼氏だけが唯一まともというか、他人に話せる平和な恋愛でしたね。バカップル全開だったな。つき合って3か月でプロポーズしてくれて、将来は当然この人と結婚するもんだと思っていた。
25歳〜ごく最近まで、15年ほど断続的につき合いのあった人。大企業の職場の上司でシゴデキの民で、めちゃくちゃ尊敬できる人だった。誘われて二人で飲みに行くこともわりとあり、何時間でも仕事の話で盛りあがった。わたしを「(仕事上の)相棒」だと言ってくれたときは本当に嬉しかった。15以上も年上で妻子もあり、わたしにはまったくそんな気がなくて純粋に仕事の同志だと思っていたのに、むこうはわたしのことを女だと見てるかもしれないことを知ったとき(あるときいきなり抱きしめられた)は、ものすごいショックで、しばらく顔を合わせて話せなくなった。わたしの様子がおかしいことを察して、ものすごく謝られたし、真摯に気持ちを打ち明けてくれて、なぜかわたしはそれを受け入れてしまった。「結婚してるし子どももいて、社会的には幸せの部類だけど、人生そういうもんだと思ってそうしてきたことに気づいた。あなたに出会って、恋愛ってこういうものなんだって、初めてわかった」なんて、あの尊敬する上司に言われちゃったらさ。「男って結局どこまでいっても男で、もうしょうがねえな」と思えるようになったというか。わたしが体調崩して休職して、転職して、鬱が重くなって東京から実家に戻ったあとも、断続的に連絡をくれて元気づけてくれた人。寝たきりの鬱から今の状態まで回復できたのは、あの人のおかげという部分もかなりあると思う。
とりあえずここまで。つづく