高校のときの朝読書の時間に編集手帳が配られた(もう過去形!)。ここでいう編集手帳とは、学年主任が読売新聞から切り取ってプリントしたもののこと。私はそれを読むのが好きで、本を持ってきていてもそのプリントを読んでからいつも読書に入っていた。学年主任は繰り上がって3年間お世話になったから、高校生のあいだずっと読んでいたことになる。
幼稚な感想にはなるけど、文を書くのがうまい人ってやっぱりいるんだなあと読んでいて思った。どううまいのか説明できない。でも確実にうまい、それはだけは言える。新聞ってコンビニとか駅とかで買えるっけ。また引き続き読みたいし、いろんな人にも読んでほしいな。(Googleで画像検索すると過去のものが少し見れちゃう)
私もこんな風にかっこいい文章を書きたいなと思いながらもずっと出来ずにいる。~だ、~である、と書いたものを見返すと恥ずかしくなるから。常体で文を書けない。いや、書かない、が正しいか。読むのはできるんだけどねー。
私がしずみーを始めるきっかけになった人も編集手帳に似た記事の書きかたをする。その人にも情景の念を抱いている。でも私は同じように書けないし、これからも私の書きかたしかできないと思う。それならそれでいい。
追記:どこがうまいのかということについて。ひし形のマーク(◆)で区切られた文章のまとまりがいくつかあって、そのそれぞれは一見異なる話題に思われるけどちゃんと繋がっていて、最後にまとまる(オチがつく)あの感じがうまいと思える要因なのかもしれない