展覧会に行ってきた記録

るりあ
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[2024.05.02]学校帰りに入場料が無料の展覧会を観てきた。

ブランクーシ 本質を象る(@アーティゾン美術館) ~7/7まで

はじめてのアーティゾン美術館。とってもすてきなところだった。まずエレベーターに乗って展示フロアまで行くのだけど、ドアが閉まる前にスタッフのお姉様が「それでは、いってらっしゃいませ」みたいなことを言っていて、なんかすごいところに来てしまった感じがした。6Fに着くと早速入り口が見えた。

作品数こそ少ないけれど、どれも見ごたえがあった。極限までものの特徴をつかんでいて、そのおかげで人の頭はみーんな卵形になっていた。かわいいね

あたしが今まで行った美術館と決定的に違っていたのは、キャプション(?)がなかったところ。

↑右下のように番号だけ書かれている

そのためまず作品を見て、こういう絵なのかな? と予想してから作品リストの題名を確認した。これは角ばっているから男性をモデルに造られたのかな? と思ったら、まさかの「頭部」だった。むつかしいなあ。

レダとか空間の鳥とか、同じ作品が違う撮りかたで収められた写真が見比べりれるようにまとめて展示されていて、それも良かった。ブランクーシが自分で写真を撮っていたんだって~。プロに頼むのもいいけど、自分がやったほうが意図がちゃんと伝えられるし良いかも!

全体的に照明もいいあたりかたをしていたように思う。演劇で照明やっていたからそういうところもついつい見ちゃう。

ミュージアムショップの犬のぬいぐるみがとってもかわいかった。もふもふした。買わなかったけど。

ホームページより引用

どうやらエリック・サティと交流があったみたい! サティの上演のためにダンサーの衣装も制作したと年表に書いてあった。そのせいかどうかわからないけど、美術館のロビーにはサティのジムノペディが流れていた。一番好きなクラシック音楽はと聞かれたらジムノペディって答えるくらい好きな曲なので、嬉しい。

漂泊されたし、すてきな場所ですてきな時間を過ごせました。また来たいね。今度はミュージアムカフェも予約して楽しみたい!

@tabun_ume
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