陶芸の里にみるインディーの理想郷

tacchi
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「村」を作りたいと思っていた。

ただ、どうもこの村が「ムラ」という言葉に押されて良い印象が無い。怪しい宗教の匂いもする 笑

元はと言えば、事の発端は「陶芸の里」である。

全国に点在して大なり小なり観光地化されている。作品を見るのも楽しいし、窯を巡るのも良い。窯は年季と共に独特の迫力がある。観光地とは言え人里離れていて喧騒からは遠い。おそらくそこでしか取れない土、作れないものがあって自ずと集ったのだろう。

実態は知らないが、それぞれの窯元が互いに干渉するでもなく、ひたすら「自分の色」を作る事に打ち込み、また、必要とあらば"最小限の助け合い"をして生活しているように見えた。もちろん実態は知らない 笑

おもしろいなと思った。作家としては理想的な暮らしかもしれない。窯元をゲーム開発者や小規模なチームに置き換え、自分が今いるインディーゲームの世界に置き換えて夢想してみた。トキワ荘では狭すぎる(≒近すぎる)し、町では遠すぎて雑味が多い。これからは村だ、里だ!と...

陶芸と違ってその地に集まる必然は無いのだが、逆を言えばそれが生まれれば面白い。地域限定のゲームエンジンでも無い限り難しいかもしれないが 笑 観光地化して、そこでしか遊べないゲームがあっても良いじゃないか... とかなんとか。

そうしてる間にコロナはやってきて、自分のゲーム作りが大変過ぎて忘れていたのだけど、ふと思い出し、8割の供養の気持ちで書いてみた。

ところで昔、ネットによくある診断系ツールで "あなたに適している職業" を診断してみた事があるのだが、その中のひとつに「教祖」があった。

@tacchi
しずかにゲームを作ってます www.dioramaknight.com