最近、自分がそこそこ「プレゼント好き」らしい事が分かってきた。こんな人間味があったとは意外である。
鉄道好きと同じで色んなカテゴリーが存在すると思うのだが、私の所属は「手土産部・選定課」という事になる。そう、取引先や人の家にお呼ばれしたとき持っていくアレである。これの選定がなかなかに楽しい。
そんな選定課には、1年に1回祭りと呼べるイベントがある。ホワイトデーである。相手との関係性にもよるのだが、選定の自由度と、迷い過ぎないテーマの縛りのバランスがとても良く、近年、非常にやりがいが感じられるイベントとなっている。
ただ、手土産部にも問題はある。この部には少なからず「自分もお相伴にあずかれる」という前提があり、選定基準が自分よがりになる余地を残す。実はこれは相手ではなく自分が食べたかったものでは無いか...? そのため、プレゼントの純度の観点で、他部署から良く思われていない可能性はある。
かと言って、誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントは、あまりに余地が無さすぎる。実質、相手側の望みの正解探しになるため「選定」ではなく「推理」となる(諸説あります)。もちろんこちらはこちらで楽しみはあるのだが、少し負荷が高い。
こうなると、そもそも手土産部がプレゼントの一部署と言えるかどうかも怪しいのだが、表題にある社訓の部分で辛うじて繋がってる様には思われる。