公園で本を読む

tadayou
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土曜日。朝起きて外を見ると晴れている。今日はゆっくり家で本でも読みたいなぁと思っていたけれど、こんなに晴れているのに外で太陽光を浴びなくていいんだろうかと迷う。しばらく考えて、原っぱのある公園に行って本を読むことにした。これなら一石二鳥。レジャーシート、コーヒー、本を1冊持って公園に向かう。公園には散歩する人、ラジコンカーを走らせる人、犬にボールを投げて遊ばせる人など、様々な人がいた。レジャーシートを草の上に敷いて座り本を読む。柴崎友香『続きと始まり』。遠くで親子が「ヤッホー」と声を掛け合っているのが聞こえる。そういえばヤッホーってどういう意味なんだろう。本を読んだり、ぼーっとしたり、のんびり過ごしていると突然ものすごい轟音がして空を見る。近くの米軍基地から飛び立った飛行機のようだ。こんな音がするなんて戦闘機だろうか。周りを見るとみんな空を見ていた。寒くなってきたので切りのいいところまで読んだら帰ることにする。家に帰ってテレビをつけると、ロシアによるウクライナ侵攻から2年というニュースがやっていた。