🐶おもちが来た

ついに保護犬おもちがトライアルで我が家にやってきた。いぬが家にいるのは不思議な気分だ。7ヶ月前までいたのにね。

おもちは少なくとも初日は、我々には全然懐かないであろうと予想してたが、よい意味で予想を裏切られてしまった。初日からベッタリじゃないか！既に完全にうちの奴として振舞い楽しんでおり、堂々としたものだ🐶

仔犬を今まで飼ったことがなかったのだが、おもちはちょっと引くぐらい元気でテンションアゲアゲで何にでも興味を示す。パピーとはこういうものか。病気とは思えん元気さ🐕 心臓病なので過度な興奮や運動には気をつけないといけないのだが、大丈夫か。遊んだ後はサークルに入れて休んでいただいたりしながら過ごす。

何にでも興味を示し、なんでも噛み噛みして口に入れてしまうお年頃なので、床にものを置いたままにしないように、相当気をつけないといけない。わしは基本、そのへんに物を放り出してそのままにしてしまいがちな人間なので、本当に気をつけなければいけない。

おもちはだいぶ頭がいい。色々なことをよくわかっている感じがする。我が家に里子に出された自分の運命もよくわかっており、どう振る舞えばいいのか熟知してる感じがする。トイレも最初からシートに百発百中で外さないし、言うこともかなり聞いてくれる。おいでと言ったら来るし、やめろといったらやめてくれる。教えると割とすぐ覚える。どこを触っても大丈夫だし、初日から歯磨きまでさせてくれて驚いた。おすわりも教えてもらってできるらしいのだが、うちではまだたまにしかしません。

預かりボランティアさんは、我が家におもちを届けてくれた後、やはりおもちロスになってしまっているみたいで、おもちの今までの思い出の写真とともに綴ったインスタを読んでまた泣いてしまった。落ち込む預かりボラさんを飼い犬たちが慰めてくれたらしい。先天性の病気で生死の狭間にいたおもちを救ってくれて、元気な良い子に育ててくれて本当に感謝と尊敬しかない。

おもちという名前は、食べ物の名前を犬につけると長生きするらしいという迷信があるらしく、白い犬だったので白い食べ物の名前をと、預かりボラさんがつけてくれたそうだ。

おもちは幼犬の頃は真っ白で丸くてフワフワで大変おもち感があったが、育ってくるにつれて背中に独特な茶色い模様が現れて、焼いた餅になった。預かりボラさんはこの背中の茶色をシマリス模様と呼んでいる🐿️ 多分これからもう少し大きくなったり、模様や毛も変わっていきそうなので楽しみだ。

わしは寝つきが悪くて、自然に寝ようとするとだいぶ時間がかかったり寝付けずに朝を迎えてしまったりするので、基本睡眠導入剤に頼っているのだが、おもちを撫でておもちの重み、暖かさ、柔らかさを感じていたら、安心して自然に眠くなってしまい、今日は薬なしで寝ました。おもちの催眠効果すごい。

おもちは普通に我が布団で一緒に寝たそうな雰囲気で、わしもそれはやぶさかではないが、これからお留守番することもあるであろうし、ハウスにも慣れてもらいたい。何より我々が寝ている間に何か変なもの食ったりしたら心配なので、ケージで寝ていただく。最初はキュンキュン泣いて出せと訴えてくるが、すぐに諦めて寝てくれる。賢い。

おもちは何にでもすぐに興味を示すが、驚くほどのスピードですぐに飽きる。仔犬とはこういうものなのかもしれないが、執着せずサッパリしている性格好きだな。我々はうまくやっていけそうだと感じたトライアル1日目であった。