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💎 2026-10-18: Are you a builder, too

taea
·
公開:2026/10/19

Kaigi on Rails 2026 が終わった。終わってしまった……。ひとまずは無事終わって良かった。大変だったけど、終わった時には終わってしまったなあとさびしくなる。Closing でスタッフとして壇上に立った後、無事終わった安堵半分と、終わりなんだなあ、自分なりに全力でやり切ったなあという感慨半分で、涙が出た。デザインについての詳細は、もう少しオフィシャルな場所に後で書いておこうと思う。


🏎️ 自分的に一番大きかったのは、DHHご本人と話せたことだ。何しろ直接会って話す機会など、今後の人生で訪れるかどうかわからないので、伝えたいことはここで全部伝えておきたいと思って、がんばって話しかけた。意外にも(失礼🙏)DHHはとても気さくで優しいナイスガイで、そして意外にもみんな恐縮しているのか積極的に話しかける人も少なかったので、図々しくも3回くらい話しかけて、自分なりに拙すぎる英語で伝えたいことは伝えてきた(レースの話はできなかったw)

DHH にわしが伝えたこと

  • 20年前にあなたの書いた "Getting Real" を読んだ。これがはじまりだった(それ俺が20歳の時に書いたやつだよ!ってDHH言ってたwすげえ)

  • その時私はコードの書けないデザイナーだった

  • その後、自分で拙くもコードを書いて自分の作りたいWebサービスを作るようになった

  • エンジニアと一緒に小さなチームで、自分の作りたいプロダクトを作った。これだよ、見て(esaを見せる。You did it! Oh beautiful! Markdown editor! Nice 的な反応をいただいた)

  • あなたは完全に私の人生を変えてくれた。本当にありがとう。

  • そして今は、自分もプロフェッショナルとしてのデザイナーをやめた。I also retired professional designer.

  • なぜならもっと面白いことを見つけたから。AIエージェントと。Because I found more interesting things with AI Agents.

  • (ここでDHH "Are you a builder, too!" と言ってくれた。自分が builder という自信はないが、ノリで "Yes! builder!" って言ってしまったw)

  • 自分はこの時代はとてもエキサイティングだと感じている。毎日AIと何かを作り、AIと一緒に暮らしてる。すごく楽しい。すごくいい時代を生きている。この気持ちをあなたとシェアできてうれしい。(DHHも楽しいよね!って言ってくれた)

やー、英語が出てこなくて、「ア……エット……」ってなってたら、DHHがすかさず「それって◯◯ってコト?そうだよね!▢▢だよねッ!」ってわしの数倍のスピードと量の英語で全部補完してくれて、大体全部合ってるので「ウンッ、ウン!」ってなってて、まるで DHH がハチワレで、わしがちいかわみたいでわろたw 英語はもうちょっと勉強しておきたいw

これ日本語でツイートしたらなぜか国際的にバズって笑ったw DHHがメンションくれたからであろうw 巨大インフルエンサーに絡むとバズるw

完全に気の所為だとは思うが、わしがおかげでサービス作れたんだよって伝えて "You did it!" って言ってくれた時に、DHHもちょっと涙ぐんでるように見えた。わからん。Rails や DHH のおかげで人生変わった人は世界に本当にたくさんいて、そこには非エンジニアもたくさん居て、わしはその One of them であることは確かで、でも少なくともあの瞬間のDHHは、わしの人生に寄り添ってくれたように思えて、本当に良かったんだよな。

とにかくめちゃくちゃ優しいいい人でしたよ。夫が2009年くらいの Ruby Conf でご本人を目撃した時はそんなにフレンドリーじゃなくて人を寄せ付けないクールな感じだったと言ってたw 穿った見方かもしれないが、そのように振る舞った方が effective だからなんじゃないだろうかねと思う。考えてみれば当時から変にフレンドリーだったら、Railsにめんどくさい提案とかがたくさん気軽に来てめんどくさかったはずだwOmarchy の普及期である今はフレンドリーに振る舞った方がお得だ。柔軟に変えていいものは素直に変える、そのぶん拘るべきところに注力する。できることは全て全力でやる。このへんの「冷笑系」の真逆みたいな姿勢は本当にいいよなあと思って、今回わしもできることは全てやろうと思ってがんばって話しかけて本当に良かった。


💎 MacBook Pro の蓋にデカデカとDHHのサインをいただいた。他に書けるものが思いつかなくてついやってしまったが、考えてみればこのMBPクソ高いんだったw ほぼ全部盛りの M4 Mac なので、購入価格70万over だったww

帰ってきて改めて、"Getting Real" を読み返した。

これを初めて読んだのはちょうど20年前で、その時わしはまあいわゆるWeb2.0の時代でCGM作ってる会社に勤めてて、何もかもが思うようにいかず、その日も暗いオフィスで1人徹夜作業をしてる時に、当時のPMにこれ読んでみって渡されて読んだのが Getting Real だった。こんなふうに自分もなりたいと思ったけど、この世界の遠さに1人で泣いた。その後会社を辞めて、フリーランスになって、その後色んな縁にも恵まれて、自分の本当に良いと思うWebサービスと会社を作ることができた。あの夜、Getting Real を読んだことは自分の1つの大きな転換点であり、セーブポイントみたいなものだった。

改めて今 Getting Real を読み返してみると、割と普通のことしか書いてないw わしこれ、全部やってるわ。20年かけて内面化されていた。この20年、自分は自分なりに全力でやり切ったんだなあと思えて、涙が出た。これで悔いを残すことなく次のステップに行けるね。(まだもう一個残ってる仕事あるけどw)

今回 Kaigi on Rails で DHH と話せて、 "Are you a builder, too" って言ってもらえたことは、また次のセーブポイントになったと思う。MBPの蓋のサインを見るたびに、このことを思い出そうと思う。さらに20年後、どんなふうになってるかね。まあ20年後は約70歳なんで、無理せず行こうと思うが。

今年の仕事が終わったら、本当に従来の仕事のやり方は引退して、しばらく無職でふんわりと休んでやりたいことだけやろうと思っていたし、今もその方針は変わってない。義務感で働くのではなく、自分の内から出る内発的欲求を大事にして今のこの貴重な時代を生きたい。その結果 "Builder" になれるのかどうかはわからない。わからないけど、この言葉はわしの中で多分、生涯忘れられない宝物になると思う。


🐶 Solid Queue の Rosa と mochi (Rosa の愛犬)とウチのおもちの話できたのもうれしかった!Rosa も mochi もかわいい〜 素敵な人だった! おもちとちくわのステッカーも作らねば……

@taea
🐶 無職