世界中の国の場所を答えるiPhoneのゲームにハマっており、ここ数日また指が痛くなるほどやり続けている。国名を地図上にドラッグ&ドロップして当てはめて行く単純なゲームだ。ハマる。300円のアプリだが、全くそれ以上の価値があった。
このゲームのおかげで、国連加盟の独立国だけなら大体全部の場所を覚えた。独立国以外を含めると、オセアニアや中米の島々が特に難易度高くて、まだ覚えきれていない。世界の独立国の場所を答えるタイムを競うランキングモードでは49位にランクインした。まだ国の位置を答えるだけで精一杯でタイムを競うレベルに至っていない。これ以上ランクを上げるには、タイムを縮める系の修練が別に必要そうだ。
このゲームを初めてやった時、思っていた以上に自分は世界を全然知らないことがわかった。恥ずかしながら、特にアフリカや中南米の国の位置を失礼なくらいに知らなかった。名前を初めて知る国もあった。
国の名前や場所や形を紐づけて記憶するということで、自分が個別に認識できる地域が世界に増えていく。各国が自分の中でキャラやイメージを確立していく感じが楽しい。また世界地図をいじっていると、位置関係が把握できてくるのも楽しい。ヨーロッパとアフリカ、アフリカと南米などは意外と近く思える。完全に気のせいなんだけど、世界はそんなに大きくないような気もしてくる。
一晩から数日ゲームをハマってやり続けるだけで、世界中の大体の国の場所を知っている自分になれるのもすごい。世界中の国の場所を知っているわしと知らないわしとでは、かなり別人で見える世界が違うと思う。
最低限の位置関係が頭に入っていると、ニュースや歴史や地政学などの理解も捗って、より世界を学ぶのが面白くなるだろう。旅行をするのもより楽しいはずだ。また、これからどんな国から来た人と会っても、最低限位置と名前だけはわかるので、きっとそれほど失礼なことにならずお話ができるのではないかと思うと嬉しい。
調べればわかるような情報を丸暗記するような詰め込み教育は批判される向きもあるが、丸暗記で脳内に強制的にインデックスした知識は、何かを新しく知ろうとした時の便利な足がかりになってくれるので尊いなあとこの歳になって思う。義務教育は偉大、ありがとう、もっと真面目にやっておけばよかった。
語呂合わせで年号覚えるのもちょっとアホくさと思っていたけど、歴史物を楽しんだりする時に普通に役立つ。英単語も調べなくても暗記できている語彙が増えるほど英文読む負担は減るし、読んで理解しようというモチベーションが上がる。丸暗記知識は、何かを学ぶときの足場のように機能してくれるのが面白い。
丸暗記、頭脳が優秀じゃなくてもやってれば誰でもなんとかできるというところも良い。わしは丸暗記が好きだ。ルービックキューブが好きなのも丸暗記で解けるからだ。丸暗記はアホの味方なのだ。
他にも丸暗記したい。あわよくばゲームで楽しく丸暗記したい。国名だけじゃなくて、首都や都市、世界遺産なんかも覚えたい。あと車の車種を見ただけで言えるようになったりしたい。
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追記
独立国クイズタイムアタック、その後5分タイムを縮めて一位だけランクアップして48位になった。マーシャル諸島の場所だけわからなかった。場所がわからなかった国をググって、どんなところなのか、どんな観光が楽しめるのかなどを調べるのも楽しい。マーシャル諸島はのどかで美しい南の島だった。こんなところでのんびり過ごしてみたい。
