🎹 「どんな音楽聴くんですか？」という質問が苦手

はるぐちさんの記事読んでおもろかったんだが、わしも「どんな音楽聴くんですか？」とそこまで知らない人に急に聞かれると変にパニくる。音楽だけではなく、本とか漫画とか映画とかでもまあ、急に聞かれると往々にして困る。

うわっ、言われてみれば自分は何が好きだったっけ。最近どんなの聴いたっけ。わからなくなってきたり、なんか答えたら説明がめんどくさそうなやつとか、めんどくさい人間だと思われそうな例ばっかり浮かんできたり、いやいやもっと無難な回答を……いやでもそもそも無難にする必要あんのか？みたいに、脳内で色々巡った結果、「まぁ色々……」とか「あんまりポリシーなくて雑食なんですよね」みたいな感じでお茶を濁してしまったりする。

そういえば前に、若者のパーソナルトレーナーに「今まで読んだ本の中で最も影響を受けた本は何ですか？」って急に脈絡なく聞かれて、すごい困ったw そんな就職面接みたいなこと急にお客に聞く人もどうかと思う。なんか悪い人ではなく頑張り屋さんで、なんとかお客さんと会話で盛り上げたいと思った結果だとは思うのだが、年寄りにはこの辺の質問投げて偉そうに自分語りさせとけば喜ぶだろと思ってそうなフシがある。オイ、年寄りにも色々いるんだぞw まあでも、若者のこういう質問にスッとうまく答えられる年寄りになりたかった感もあり、毎回ちょっと凹む。他にも毎回微妙に困る質問が来る。支持政党とか聞かれて困ったw 彼が政治の話をしたいんならともかく、全然興味なさそうだしなおさら困る……なぜ聞くんだw 前任のトレーナーは接しやすい人だったんだが、その若手トレーナーがどうも苦手すぎて、わしは回数券がまだちょっと残ってるのにパーソナルトレーニングに行かなくなってしまった。そこのジムは数ヶ月後潰れたらしくて、気の毒だが、うんまあ、そうなるよな……と思った。

就職面接とかも苦手だ。そもそも今までの人生で面接をされたことがほぼない。あの経験を経ずに今のところなんとか人生をやり過ごせてしまっている。完全にラッキーだ。面接うまくやれる人はすごい。自分は毎回の質問で脳内パニックになって毎回困る気しかしない。

まあ、多分だけど、「好きな◯◯は何ですか？」と特によく知らない人から来る質問、あれは面接の一種である可能性がある。（いや、たまには、ホントに聞きたくて聞いてくれてることもあると思うけども。）多分うまくやるには、全部本当のことを答える必要はないのだ。相手も多分、本当の事を言ってるのかどうかなんてそんなに気にしてない。その話が本気でしたいとも別に思っていないことが多そう。ただ、楽しく会話を続けること、そこに浮かび上がる相手の人間性や趣向を把握することが目的なのだ。

であれば、無難に会話が続けられるような、自分がそんなに悪い人間に見えないような、本音じゃないかもしれないけどそこまで嘘でもないような、そんな模範回答のバリエーションをいくつか用意しといてやり過ごすというのが1つの攻略法なんだろう。うーん、いくつか模範回答を用意しておくか……。

ちなみに映画は模範回答が決まっていて、バックトゥザフューチャーか、ターミネーター2か、サウンドオブミュージックってことになってる。嘘じゃないぞ！本当に好きだぞ！ただ、「最近の作品で〜」とかの条件がつくとまた多分困ると思うw

もっとも、そんなものを用意しなくても、素で自己開示してスムーズに会話できるなら、それが一番素敵だなとは思うのだが……社会は難しいw