音楽を語る言葉はないけれど

taida
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The Trampolinesの「Taking the Easy Way Out」を久々に聞いた。海外のヒット曲を集めたアルバムに収録されていたこの曲は中学ぐらいのときに出会ったと思う。30年近く聞いているだろうか。とにかく歌詞が好きだ。

"You say that I carry the world upon my shoulder"

和訳が見つからなかったんで、適当だが"オレが(自分一人で)世界を背負っちゃってるって君は言う" くらいの意味なのかなあ。それに対する答えがタイトルの"Taking the Easy Way Out" なんだろうか。サビのラストで"the wrong way about" と締めるのだが、間違った方法でも楽なほう選んじゃうよね的に捉えている。ニュアンスを間違えているかもしれない。けっこう深刻な喧嘩の歌かすれ違う価値観の歌か。恋人でも友人同士でも価値観はそれぞれ違うわけで、入浴せず布団に入れるか否かで人間争いが起きるものなのですから、価値観の違いはかなり厳しい。

のんびりした曲調だけど、テンポが良い。四〇過ぎてしみじみする歌詞とメロディなのでこれからも聴くだろうな。新しい曲も興味がないわけではない。Adoさんは聞いてる。声がかっこいいのと歌詞が聞き取れるから中年でもありがたく聞けるのが良い。水カンとちゃんみなも良いね。水カンの「金剛力士像」は永遠の推しカプソング(?)だ。とはいえやはり過去に聞いていた音楽を探して聞いている。馴染み深いものを脳が求めているんだろうか。The Trampolinesの「Taking the Easy Way Out」は懐かしソングだ。もう活動していないのかな。音楽だけが残るって良いのか寂しいのか、せつない。

しかし私には音楽を語る言葉が全然ない。たとえばベースが良いとか言えない。そもそもベースがどんな音なのかよくわからない。聞くのは好きだが、音楽は全然わからん。

@taida
怠惰と書く。新しいSNSに飛びついては生活と反省、読書について綴ります。コーヒーはマンデリンが好き。