挨拶のちから

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「人にあったら元気よく挨拶しましょう」

こんな感じで教育を受けてきた人にとって、挨拶が大事な事くらいわかっている。

しかし、真の重要性や効果を理解している人はどれだけ居るだろうか。

私が最近体感している挨拶の効果は「相手の承認」だ。

相手に元気よく挨拶することは、少なからずその相手を受け入れており、それが態度として出る。そして挨拶された側は、それを無自覚でそれを認識する。

人間は不思議なもので、相手の態度と同じ態度を取りがちだ。返報性の法則とも言うのだろうか。

自分がイライラしながら接すれば、相手もイライラし始める。自分が明るくいれば、相手も自ずと明るくなる。

相手に挨拶し、受け入れの態度を示せば、相手も同じように受け入れてくれたり、寄り添ってくれるようになる。

まさに人間関係が良くなるのだ。

相手が自分に取る態度は、自分が相手にしている態度であることが多い。まさに「他人は自分を映す鏡」だ。

逆に、嫌いな人に対しては、社会礼儀的な挨拶はしても感じの良い挨拶はしたくもないだろう。そして、相手もそれに気づく。

その嫌いな人と一切寄り添いも解決も見出すことすら考えていなければ、そのままでいいと思う。

しかし、少しでも解決を見出したいのであれば、挨拶から初めて見ると良い。

「おはようございます」「先日の件、ありがとうございました」「また明日もよろしくおねがいします」

この一言が、後々の人間関係に大きく好影響をもたらしてくれるだろう。