年末にやっていた宮崎駿のプロフェッショナル仕事の流儀を録画して、ずっと積んでいたがやっと見ることができた
2399日を1時間弱にまとめた超大作
宮崎駿が「めんどうくさい」を連呼する場面が幾度となくも差し込まれ、時には「クソッ」と悪態をつく
膨大な絵コンテを描き、気に入らずに捨てる。そして自分自身に対しても、「めんどうくさい」と吐き捨てる
わたしは、この一連の動作に惹かれてやまなかった
普段のデザインの仕事でも、良いプロダクトをユーザーに届けるために、コトを為すためには綺麗事ばかりではない。むしろ泥臭く、めんどうくさいことばかりである
そんなときは「めんどうくさい」と吐き捨てていい。変にかっこつけて、目指したい世界や夢を語って目の前でやることに意味付けなんかしなくていい。良いものをつくるのは「めんどうくさい」んだから
そんな向き合い方を指し示してくれた気がした。
この「めんどうくささ」と向き合った執念の結果が良さとして表れるのだ