2024年2月13日火曜日。晴れ。
コミュ障で陰キャの私は、基本実名登録が必要なFacebookはあまり性に合わない。だからそんなに使用しないのだが、業務で必要なためとりあえずアカウントだけはつくってある。
今日、あくまで業務的に投稿をチェックしていたところ、突如「知り合いかも?」のところに叔父が表示された。
Facebookは、住んでいるところや登録している友達の友達から推測し、知り合いの可能性のあるアカウントを紹介される機能がある。
こういうところもコミュ障の私がFacebookを毛嫌いする理由である。
私は大のコミュ障で、親戚付き合いとかも基本したくないので今まで避けていた。
しかし、やはり法事とかに出席しないのは社会人として、というよりも人間としてどうかと思うので、基本出席はしていた。
だから、まだ完全には縁が切れたわけではないとは思うのだが、それでも随分と不埒なことをしてきた。
ということを思い返しながら叔父の投稿を読む。
投稿は叔父の小さい頃の思い出話が中心だった。
実際、私が体験したことではないのに、なんだか懐かしい気持ちになった。
それは、登場人物にそんなに鮮明には覚えていないが、幼い頃に出会った親戚の人たちがいるからだろうか。
私の家系は「寺」に関係のあるようで、仏教のエピソードを交えながらの思い出話。
昔ながらの深い人間関係。
エピソードを深ぼると、昔話の絵本で出てくるかのような絵に描いたような農家だったようだ。
しかし、一番驚くのは、幼少期に絵本の昔話のような世界に育った叔父だが、今はスマートフォンを使いこなしてFacebookに投稿していることだ。
目まぐるしく変わる時代の変化のスピードに驚いた。
私が本当に小さかった頃、親戚の家々にいった時に私を可愛がってくれた人たちも随分と鬼籍に入られてしまった。
「ここまで生きてきたが、私の歩んできた道は本当にこれで良かったのだろうか?」
自分に問いただす。
今年のお盆は久々にお墓参りにでもいこうと思う。