悩むくらいなら「チョコ」を渡せ

2月14日水曜日 晴れ

今日は季節外れの暖かさ。

普通はこの季節の東北は真冬真っ只中のはずだが、まるで1ヶ月早く「春」がきたかのようだった。

暖かくて過ごしやすいのはありがたいのだが、「春」が1ヶ月前倒しと思うと、なんだか急かされているようで、それはそれで嫌だなと思う。

逆に「地球大丈夫なのか?」と心配になるくらいの暖かさだった。

すっかり忘れていたが、今日はバレンタインデー。

陰キャの私には馴染みのないイベントだが、よく学校や職場で通称「義理チョコ」をもらった思い出がある。

雪のある2月も、まるで春のような冬らしくない今年のような2月でも、チョコをもらうと「あぁ、バレンタインなんだな」と季節感を感じるので、やっぱり季節のイベント毎はあったほうがいいと思う。

なんて、私にはあまり関係の薄いイベントなので呑気に書いているが、自分の立場を捨てて、逆の立場でよくよく考えてみたら思春期の女子たちにとって見れば、「バレンタイン」という免罪符で自分が思いを寄せている人に心を込めたプレゼントを渡せるわけで、1年に1度の大イベントなんだなぁー、とも思った。

人生において「きっかけ」というのが本当に大事だと近頃思う。

先ほどの例でいうと、「バレンタインチョコ」を渡すことによって恋愛に発展するかも知れないし、私の場合でいうと、小さい頃コンビニで売っていた「遊戯王パック」を何気なく買ったことから、今まで続く趣味となったし、カードのおかげで友達も随分とできた。

もちろん、「きっかけ」が原因で悪い方向に進むこともある。

お酒好きの人が多い職場で「付き合い程度」にお酒を呑んでいたことが「きっかけ」で、結構お酒を呑むようになってしまった。

私はタバコは吸わないのだが、何度も何度も「吸わないか」と誘われたことがあり、その誘いに乗っていれば今頃私も喫煙者だったのだろう。

何かの「きっかけ」で始めたことが必ずしも上手くいくとは思わないが、確信して言えるのは、「何か行動をしなければ成功も失敗もなく、結果成長もしなく、現状維持」だということだ。

誰かがこう言っていた。「人生は上り坂だから、止まっていると坂から転げ落ちてしまう」と。

つまり「現状維持」とは「後退」を意味する。

ただ何となく仕事や勉強もせずにボーっと毎日を過ごすことを想像してみて欲しい。

私なら趣味の絵を描く技術が錆び付くだろうし、体力や知力も落ちていくと思う。

リスクを恐れて行動しない。

そんな馬鹿げたことはない。ましてや、私のように何も持たざるものは、失うものがない分「世帯持ち」や「資産家」よりも大きくリスクが取れるはずだ。

失敗したら分析して、次失敗しないためにはどうすればいいのか考えてまた挑戦すればいい。その繰り返しをしていけば必ず成功に辿り着けると私は信じている。

もちろん、再起不能なくらい「大怪我」をしてしまうのは避けなければならないが、「すり傷」や「かすり傷」ぐらいであれば時間とともに治っていくだろう。

私は自分の人生を後悔しないようにするため、自分の「画家になる」という夢のために「行動」して夢を叶える「きっかけ」をつかみたいと思う。

私は「バレンタイン」という免罪符が羨ましく思う。

「百貨店」や「画商さん」にアプローチできる「免罪符」が私も欲しい。

ということで「バレンタイン」というイベントは多くの女性にとってはこの上ない「きっかけ」を掴むことのできる「ボーナスイベント」だと思う。

悩むくらいなら、チョコレートをプレゼントすれば良いのだ。なぜなら「バレンタイン」という強力な「免罪符」があるからだ。と勝手なアドバイスを書いてこのブログを締めようと思う。

@tajiri
ゆったり気ままにのんびりと。 底辺生活を送る私の日々の活動を綴ります。