TruthとCompromise

tak428k
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みた。

だいたいロケットの話をしていてその映像は「おーすげー」と思っていたけど、宇宙に対して関心がなさすぎる自分にはよくわからなかった。

印象に残ったこと2つ。なお筆者の英語力により普通に誤解している可能性がある。他意はない。

disagree and commit

どのような組織であれ、強い組織は「真実を求める」姿勢があると語っていた。それはシステムであったり、文化であったりする。

真実(Truth)とは逆の概念として妥協(Compromise)を挙げていて、例として「この天井の高さをある人が12feetだと言って、別の人が11feetだと言ったとしよう。そこでじゃあ11.5feetだと結論づけるのだ妥協だ」と例を挙げていた。

この例はバカらしく見える。実際の天井の高さはひとの意見を聞いて間を取るなどとせず、本当に重要な情報なら計測すればよい。

しかし、現実にはこのような妥協は多い。計測をしたり、あるいは計測できないときに相手を説得するコストが高すぎて妥協がコストが低くなってしまう。真実の追求ではなく内輪の論理ですべてを決してしまう状態だ。

そこで disagree and commit、つまり反対だが、やると決まったからには全力でやろうという姿勢が重要だという。妥協からは真実に辿り着けないので、中途半端なA/Bの間ではなく全員でどちらかに吹っ切ることが大切なのだと僕は理解した。

Meeting

有名な話だけど、彼はパワポのプレゼンが好きじゃないらしい。ミーティングは、簡潔な文書とmessyな議論で構成されているべきだという。

パワポの箇条書きには背景となる思考が削ぎ落とされてしまう。であれば文書を用意し、ストーリーをすべて表現し会議出席者が全員それを理解した上で議論をするのがよいと語っていた。

昔、まったく同じことを思っていた記憶があるが時間が過ぎるうちに忘れていた。人間染まってしまうものである。

@tak428k
ソフトウェアエンジニア