おてつたびと人との出会い

Takafumi Hattori
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1/27~1/28に三重県にある「うみらぼ」に行ってきた。フラーの元同僚で大変お世話になった川野さんがやっているということで、一度は行ってみたかったので、時間ができたこのタイミングで足を運んでみた。

4月のオープンに向けて、準備をガンガン進めている最中ということで、いろんな荷物を運んだり、物置を置きたいという場所を整地したりなどなどお手伝い。「おてつたび」というサービスがあることを知ったが、今回の旅はまさに「おてつたび」だった。

初めて知り合ったうみらぼメンバーの人たちの中に、まさかの高校・大学が同じで1つ年上の先輩がいた。こんな場所でここまで関係が近い人に出会うとは思わず、大変驚いた。

その人はとあるIT企業でエンジニアとして働きつつ、うみらぼを手伝っているらしいのだが、何より凄かったのが知識量の深さである。学んできたことや仕事と全く関係ない「歴史」や「政治」に非常に詳しい。話を聞いていて、自分が如何に教養が足りないかを痛感した。全く話についていけなかった。リベラルアーツを学ばなければと強く感じたのは良い経験だった。無知ほど恥ずかしいものはない。

「うみらぼ」の構想を聞いたところ、非常に先まで考えられていて、ワクワクする夢が詰まっている内容だった。代表が魅力的で素敵な未来を描くことの大切さを感じた。久しぶりに人の話を聞いて心からワクワクした気がする。いつか自分も創業する際は、ワクワクする未来を描いていきたい。

2日目は朝お手伝いをした後に、伊勢観光に。最初にCO Blue Centerという場所に連れて行ってもらった。サテライトオフィスとコワーキングスペース、コーヒースタンド、サウナなどが融合した施設である。

ここに入っている企業で「カルティベラ」というベンチャーがある。独自の技法により、従来の10分の1の水で農作物を栽培できるモイスカルチャーという農法を生み出している。

全く知らない企業だったが、国連に呼ばれて話をしたり、サウジアラビアの石油王が砂漠で活用するために技術を見に来たりもしているらしい。

どうしても都内でメディアにもバンバンでるベンチャーばかりが目立つしが、実はこうした素晴らしい挑戦をしている企業があることを知った。

王道の伊勢神宮にも連れて行ってもらった。

伊勢神宮が「天照大御神」を祀っている場所であることすら知らなかった。日本神話に関して様々教えてもらい、少しだけ詳しくなった。

おかげ横丁は休日ということもあり大盛況。赤福がおかげ横丁を運営しているという事実も初めて知った。

今回の旅を通して「新しい人との出会いの大切さ」を強く感じた。柏の葉に留まっていたらこうした出会いは無かったし、自分の価値観に影響があることも無かった。

今まではフラーが柏の葉という都内からも少し離れた場所にもあることを言い訳に、どうしてもフラーという1つの村社会のような中で生きていた。今年は転職して職場も都内になるので、新しい出会いを自分から作りに行こうと思った。それがきっと自分の未来を良い方向に変えることになる。