Rubyistのリアルな生態をとらえる技・心構えをズバリ教えてください。

takai
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野生のRubyistは、稀にモヒカンと呼ばれる攻撃的な個体も存在しますが、基本的にはとても臆病で警戒心の強い生き物です。だから、こちらから撮影するんだぞーっていう意気込みで近付いていっても、警戒して、なかなか良い写真を撮らせてくれません。

なので、いかにRubyistの警戒心を解くか、というのがポイントになってきます。これが、なかなかに難しい。一般的には警戒心を解くのに有効なリア充っぽいコミュニケーション能力、これは逆効果になってしまうんですねー。初めてRubyistを撮影しようって人が失敗しがちなポイントです。

Rubyistの警戒心を解くには、じっと待たなきゃいけない。

例えば、電源を用意した上でホワイトボードに「map派? collect派?」なんて書いておく。すると、Rubyistは臆病だけど好奇心は強いので、何をするでもなしに、おそるおそる集まってくるんですね。ここでいきなり近づいて行っちゃうと、まだまだ警戒心が残っていて、黙って逃げちゃうので、まだまだじーっと待つことが必要です。

しばらくすると、Rubyistの警戒心が落ちついてきて、電源に食い付いてきます。そうしたら、しめたものですね。リラックスしてノートPCでコーディングを始めたりしますから、そーっと近づいてください。コーディングをしている個体は、ブツブツと独り言をしていることが多いんですね。その独り言に耳を澄ませて、それを拾うことで、ようやくコミュニケーションを始めることができます。あ、でもいきなり話しかけるのはNGですよ。独り言には独り言で返す、これが基本です。Rubyistとコミュニケーションをするときは、決してRubyistとは目を合わせてはいけません。可能であれば、隣にいるときでもIRCやTwitterといったツールを使いたいところですね。

こうやって何度も生息地に足を運んでいると、Rubyistも顔を覚えてくれるんですね。むこうから挨拶みたいなことをしたりしてくれるんですよ。こういう関係ができて、初めてリアルな生態をとらえることができるんです。

Rubyist撮影は、何よりも辛抱ですね。