



Atagawa, Izu, Shizuoka.
財布を新調した。
最近、いわゆる「なんとかペイ」に頼りすぎなのはどうも良くないのではないかと思い始め、少なくとも街の個人店ではニコニコ現金払いを実践している。
さすがにもうSuica無しで電車に乗るような真似はできない体ではあるのだけど、下の娘などは俺がペイで支払いすると、
「タダで買えて良かったね!」
なんて言い出す始末なので、せめて子供らが全員義務教育を終えるぐらいまでは、教育的にも〝ちゃんと金を使うところ〟を見せないといかんような気もして。ええ。
が、この数年は完全にキャッシュレスの波に飲まれきっており、キャッシュレスにあらずんば人にあらず状態で孫正義の手先と成り下がっていたので、財布は小銭はおろか札もほとんど入らないような物を使っていた。
でもここで現金主義に立ち返るのなら、流行の「小さい財布」ってのをはなっから除外して、徹底的に〝ちゃんと金を使える〟財布にしようと考えた結果、


…えらいことになった。
何でもかんでも極端に走るのは、俺のいいところでもあり、悪いところでもある。
オーソドックスな『二つ折り財布』を選んだはずが、
「二つ折りとは何か?」
と問いかけたくなるような分厚いやつにしてしまった。
若干、わざとなところもあるw
というのも、店頭で見たサンプル品が7年エイジングしたやつだったのだが、同じ商品とは信じられないぐらいにツヤツヤのぺったんこに育っていて、心奪われたのだ。
ここまでガッチガチのハードレザーを育ててみるのも一興かと。
信州の田舎に引きこもり、フィルムカメラを買い漁り、万年筆で書類を書き、デカくて分厚くて使いづらい財布に手を出す…最近、どんどん時代に逆行しているなあという自覚はある。
どうせ逆行するのなら徹底的にやったほうが面白そうなので、もうちょっと突っ走ってみるわ。