新卒5年目も終わりかけになってきた今、レビュー業務がちょくちょく増えてきた。
レビューに際して「アラを見つけて指摘する」こと自体は、死ぬほど簡単かつ自分では価値を出した気にはなるので、何も考えずレビューするのは非常に危険だなと思う。
アラを見つけて指摘した内容自体は正論であったとしても、必ずしもその指摘がアウトプットの質を向上することにつながってない(むしろ逆効果になる)ことが割と多かったりする。
自分自身、微妙なレビューを繰り返してしまった反省として思うのは、レビュアーとして持つべきスタンスは以下のどちらかであり、どちらかに振り切ることが大事だということ。
①できる限り当事者と同じ立場/視点に立ち、同じ責任を持って(持ったつもりになって)、少しでも良いアウトプットにするために、一緒に必死で改善余地を考える (精神的にも時間的にも負荷高め)
②あくまで外部の立場としてフラットな視点で、論理破綻/飛躍を指摘する (精神/時間負荷は低いが、その分「アウトプットを良くするために意見しているのではなく、あくまで当事者では気がつきにくい視点/考えの提供をしているだけ」という自覚を持つことが必要)
自分はまだまだ現場の担当者として泥臭く思考してアウトプット出したい(出すべき)だと思うが、レビューは奥が深いし、レビュアーとしてのレベルも高めていきたい。