フタエノキワミの情報をまとめているwiki、CCOペディアにはこんな記載がある。
2007/9/8
激突!フタエノキワミ、アッ-!砕ける 左之助の拳 (削除済み)
キワミブームに拍車をかけたキワミMAD。
当時はイオシスなど「ニコニコで有名な曲」で音MADを作るのが当たり前だったが、全く無関係なFFの曲を起用したことで
「こんなのもアリなのか」と当時の視聴者に思わせた作品でもある。
これは「チョコボのテーマ」に合わせたキワミMADで、自分も再upを楽しく見ていた動画だった。
果たして、この記述は正しいものなのか?ずっと疑問に思っていた
そんな中、偶然マアムさんのブロマガアーカイブを見かけて読み返したところ、
皿さんからその答えともいえる発言があるのを発見した。
「久本雅美の頭がカービィのBGMに合わせて爆発したようです。」(2007年11月30日投稿)について、こう書かれている。
──:曲としてグルメレースを選んだ理由は?
皿 :それも経緯があって。
フタエノキワミがちょっと前に流行っていて、その時って盗んでいきましたシリーズが
めちゃくちゃ流行っていたのもあり、曲が固定化されていた。
曲が固定化されている所に素材がいっぱいある状態。
そのフタエノキワミブームは素材が固定で、曲がいろいろあって。
ああ、じゃあ曲ってなんでもいいじゃんって。
それで好きなやつで作ろうって思いました。
──:逆に言えばそれまでは曲といえば魔理沙なんだって意識が強かった
皿 :ありましたね。
──:キワミのグルメレース、キワミブームが打破してくれたってことですかね
皿 :キワミブームがですね。自由度があるんだなって。
ということで、本当だった。
つまり、キワミ以前のニコニコ動画の音MADは
ニコニコブーム外の素材 ✕ 魔理沙など(ニコニコで有名な曲)が一般的だった。
しかし、2007年8月24日投稿の「マコトシシオは大変なものをフタエノキワミ、アッー!【動画版】ver0.9 」のヒットを受け、
2007年9月4日に「各国の『フタエノキワミ、アッー』を検証してみる」が投稿され、
2007年9月8日にキワミ ✕ チョコボのテーマ(ニコニコブーム外の曲)を皮切りとして、
キワミ素材でいろいろな曲の音MAD動画が作られ、ブームが巻き起こった。
2007年当時にどれだけヒット作があったかは上のページを見るとよく分かる
特徴的なのは、ニコニコ動画内の流行を踏まえた曲もありつつ、
クラシックや、FFやゼルダ、マリオカートなどのゲーム楽曲といった、当時のネット世代の知名度の高い曲が使われている点
さらに言えば、「自由度がある」と感じた自販機さんが
2007年11月30日に
エア本(ニコニコブーム外の素材)✕ グルメレース(ニコニコブーム外の曲)
を投稿してランキングに上がったことで、
音MADは一気にジャンルとして裾野を広げたのではないか。
”ニコニコ動画における”音MADの歩みとしては結構大事だと思ったので書き残した。
当時のMAD素材の代表としてはドナルドもあると思うけど、
下記のwikiを見る限りでは矛盾しないと思う