禁断の伏線回収

takezo
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伏線回収大好き。 今回は「伏線回収」について語ります。

ヒットの裏には、伏線回収がある。

2023年流行ったドラマ『VIVANT』も。

大人気アニメ『進撃の巨人』も。

ちょっとしたモチーフや違和感のある行動とかについて、あとから謎が解き明かされて、「ああ、あの時のアレは、そういうことだったのか!」という感嘆を起こす。

それが「伏線回収」です!

 

コンテンツをずっと追いかけているとわかる、自分だけの楽しみ。 考察系YouTuberのように、自分の考察を自慢げに話したい気持ちにも共感する。

自分だけで持っててもいいし、シェアしてもいい! 「あれ、すごくない??すごいよな?!」っていう感動。好き。

回収される歴史

先日、友人のももちゃんが「この動画がすごいんよ。」って送り付け教えてくれたのがこちら。

BTSの伏線回収考察動画です。

BTSに詳しくないけど、ももちゃんの熱を感じたため、チラッと再生した。なんかすごい。すごい展開。情報量が多い。

「私まだ『進撃の巨人』も完全に伏線回収できてないのに、送ってこんといてよ」と思いまして画面を閉じました。

すみません。最後までは観ていません。だって私は『進撃の巨人』3周目を優先したいから。

で、さらに、これ、ビジネスになるよね。やってるよね。って思いました。

迷路とか謎解きとかを主軸にするんじゃなくて。

わかる人だけにわかるやつ。何かのおまけでもできそう。

 

私が仕込んだ伏線回収の話

ここからは私が自分の作品に仕込んだ伏線について語らせてください。お願いします。?

2023年9月31日から期間限定で販売していた、自作の冊子『ダメなわたし自典』の5ページの下。

冊子に載せた画像に似た写真を撮った。

『ダメなわたし自典』をお持ちの方は、5ページの写真と見比べていただきたいのですが…。

この画像を冊子の展示販売前にFacebook投稿していて、「どちらも目にした人なら気づくんじゃないかな」とワクワクしていました。誰かからメッセージが届くのを密かに待っていました。「伏線張ってやったぜ!」みたいな気分で、めっちゃドヤっていました。

でも、お便りはなくて、ちょっぴり寂しい思いをしていました。

後日、冊子を購入してくれた方に向けて「読み合わせ会」を開きました。そこで、この伏線についてお伝えしたら「わからん…!」と言われた。そうなのか…。

 

オモテ表紙とウラ表紙に「たけちゃんを探せ」を仕込んでもいました。そこで「わからん…!」とページをめくる手が止まっている方もいたりして。

購入者さんよりも、自分のほうが熱狂していたことを実感しました。

 

 

人生は伏線回収だらけなんで。 わかっているのが自分だけでも、楽しいもんです。

ダメなわたし自典』は、ダメでも何でもない存在として自分を受け入れていく今後の自分のために、一旦販売終了しました。あのような形で自分をさらけ出すことは今後はないと思います。私は、自分のことを誇りに思う人間になるので、まだ私がそうでなかった『ダメなわたし自典』は、貴重な過去になっていきます。私にとって。

@takezo
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