Aさんのエピソード
Aさんが入った行きつけのヘアサロン。
そこでAさんは、いつもの担当の人と、プライベートなことをよく話す。
「うちによくくるお客さんのBさんは、こんなにお子さんの教育に力を入れている!!あなたもっとやらなきゃダメよ!!」
というような調子で担当の人から言われたらしい。
「それはないよな」と、私は思った。私なら、「あなたと話したくないので、このお店には二度と来ません」って思うと思った。
担当の人の状況も考えた。
担当の人が、自分も子育てを頑張れていないと思っていたら、そんなことは言わないだろう。
また、Aさんのご主人が一緒なら、担当の人は子育てについてあれこれ言わなかったかもしれない。
私のエピソード①
キッチンの蛍光灯が突然つかなくなってしまった。
電気屋さんで新しい蛍光管を買ったけど、返品することにた。
一本開封してとりつけてみたけど、やっぱりつかなかったのだ。
照明器具のほうの問題かもしれないけど、いますぐどうこうする時間的余裕もなく、ほかの照明で対応できる。必要性や緊急性から「まあとりあえず返品を」という判断になった。
蛍光管の返品準備をしていたとき、店員さんに「返品は受け付けません」と言われそうだと私は思った。
なぜかと言うと、蛍光管を購入した電気屋さんは、店員さんが「客から質問してもぶっきらぼうで、何だかわからないけど待たされることが多い。」からだ。(私がこんな印象を受けるのは、お店のレイアウトのせいでもある。)
だから私は、夫と一緒に返信に行こうと決めていた。
「私一人ではパッケージを破いた一本は返品できないだろうけど、未開封のほうも断られそうだ」と思った。
夫と一緒なら、軽く扱われないはず。
夫には私の気持ちは理解されなかったけど、結局一緒に返品しに行った。
案の定、開封して箱が破損しているものは返品できなかった。
お店の人は、「そのお詫び」にと、物干し竿に取り付けるアイテムをくれた。
夫と一緒だったから「お詫びの品」をもらえたんじゃないかと私は考えている。私一人ではもらえていないと思う。
返品不可ルール上の返品受付不可を、一人じゃなくて、二人のお客に通告しなければならないからだ。ちなみに、「子どもは一人と数えられない可能性」があると思っている。
「お詫びの品」は特に欲していなかったけど、「気持ちに応えられなくてごめんね、うちの店を嫌わないでね」の気持ちを受け取った。
お店に愛情はない。単に近いから、電池とか買いに行くから、それは変わらない。
私のエピソード②
「危ない!」と注意してくるおっさんに、ニ年に一度くらいの頻度で遭遇する。
「危ない!」と言っちゃうことしている私の状況が問題なのは大前提だよ?
でも、「私が男なら言われないだろうな」と思う。
避けるとか、クラクション鳴らすとか、ほかにも方法はあるのに。わざわざ「危ない!」と言いたい…その心理が私は気になる。
相手が屈強な男性だったら、絶対に言わないよね?
英才教育のたまもの
自分より強そうでなく、怖そうでもないから、(女だから)そんなふうに言うんだろうなといつも思う。
もちろん「あ、ごめんなさい」とは思ってはいるけど、「女だから言ったんやろ?」思う気持ちは消えない。
私が、自分は自分を強くて怖い存在だと思えるようになるまでは、「女だから」という気持ちは消えないと思う。
ずっと、「女だから」みたいな刷り込み英才教育を受けて育ってきた人、私だけじゃないでしょう。
女だから、男だから、以外にもめちゃくちゃ教材がそろっています。