アナエロビックってコーヒー豆の精製方法

takoba
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とあるカフェで、ペーパードリップで飲むためのシングルオリジンの豆を選んでたら、アナエロビック(Anaerobic)という精製プロセスのコーヒー豆を見つけた。よくわかんなくて店員さんに尋ねてみると、「嫌気性発酵という工程を経たもので、コーヒー豆にストレスを与えるような状態にしつつ発酵させたもの」だと教えてくれた。雑にググってみると、最近は中米などで用いることがある精製プロセスらしく、いわゆるハニープロセス(コーヒーチェリーに含まれる蜜みたいな粘液を残したまま乾燥する精製プロセス)の発展形みたいなかんじで、ワインなどで用いる発酵手法を応用したものらしい。たしかに発酵を経由したことでまろやかさと独特の風味が付与され、フルボディのワインらしい本来のコーヒー豆の風味から少しカドが取れたような雰囲気を感じる味だった。フレッシュさはそんなに感じないけど、しっかりしたコクがあることがわかる。割と好みが分かれるかもだけど、ぼくは好きな味だった。

エチオピアの農場で生産された、アナエロビックを用いた豆のコーヒー。

今日はたまたま発酵をテーマにしたお店で夕飯もたべたので、図らずも発酵デーになりましたとさ。

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