一昨日昨日の二日間で彼女と函館に。
彼女は5歳からずっと東京から出たことがない生粋の東京っ子。そんな彼女が初めて降り立った函館の街を回って最初に出てきた言葉は「ない」だった。
確かに、星の数ほど様々なお店が立ち並び、色々な人が集まる東京に比べればないのかもしれないけど、それを言い換えると「余白がある」といえるんじゃないかなと僕は思う。
お店がないからこそ、人がいないからこそ、チャレンジすることのインパクトが違うし、土地や家賃という意味でも東京よりもはるかにやりやすい。
でもそれは、つくる人の感覚で、サービスやあるものを享受しようという東京に住む感覚からすると、ないからつまらないになってしまうのかもしれない。
ちょっとまとまっていないけれど、地方(少し広い括りかたをしてしまうけれど)は理想郷ではないけれど、つくっていきたい人にとっては余白がある楽しい場所なんだなと思うし、そこに住むより多くの人とチャレンジすることができれば、つくるという認識で街に関わる人が増える。その好循環をつくっていきたい。
写真は偶然遭遇したつくってるおじさんズ。こういう人たちとの出会いのおかげで、チャレンジするぞ!と気合が入る。やるぞー!
PS.その後彼女は色々函館を案内してもらって、最後には「全然住める」となってました。よかった。