新大阪・伊丹空港から2024シーズンJ1リーグの各スタジアムへの最適ルートまとめ

もりた
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毎回どのルートが一番いいのか調べるのも時間がもったいないのでまとめました。

僕はヴィッセルサポですが、格安のプランは新神戸や神戸空港から出ているものが少なかったり、出ていても新大阪・伊丹空港と比べてあんまり値段が変わらなかったりしたので省略しています。関空も遠いので省略しています。あきらかにもっと安かったり早かったりするルートが新神戸・神戸空港発で見つかったら教えてください。

前提

  • 関西圏のスタジアムは省略

  • できるだけ4時間以内に抑えつつ最安値のルートを探す

  • 新幹線の場合は15分、飛行機の場合は70分を待合や乗換にかかる時間として一律で加算

  • 新幹線の駅や空港までの時間は考えない

  • 在来線は各スタジアムHPを信用するか、乗換アプリで調べていい感じの時間を採用

  • トータルの所要時間は5分単位で丸める

  • 繁忙期ではない土日の出発を仮定

  • 学割は考えない

  • 飛行機はANAで統一

    • そもそも伊丹空港からはANAとJALしか飛んでなくて料金差はほとんどないので、統一してマイルを溜めた方が良い

    • JALに統一しても大きく料金が変わらないと思うので、適宜読み替えてください

  • 試合日程は75日以上前に分かっているものとする(早割とかあるので)

    • 特に指定がなければ新幹線ではEX早特28ワイド、飛行機ではスーパーバリュー75という早割プランを使用する

    • それが使えないと神戸空港からスカイマークに乗った方が良いとか、そういう話になりますが、パターン数が増えすぎるので今回は省略します

各スタジアムと最適ルート

所要時間が少ない順に書きます。

アビスパ福岡(ベスト電器スタジアム)

  1. 伊丹空港から福岡空港まで飛行機

  2. 福岡空港からスタジアム直通のシャトルバス

  • 所要時間:2時間35分

  • 交通費:9,640円

スーパーバリュー75を使うと9,470円で伊丹-福岡を飛べます。福岡空港からは170円でスタジアムまでのシャトルバスが出ていて、これがなんと8分程度で着きます。

そんなわけで、距離的には離れているものの、空港からの所要時間の短さでベスト電器スタジアムは合計2時間半程度で行くことができます。

横浜F・マリノス(日産スタジアム)

  1. 新大阪から新横浜まで新幹線

  2. 新横浜から徒歩

  • 所要時間:2時間35分

  • 交通費:11,900円

こちらも距離はありますが、新横浜から徒歩で行けるためかなり所要時間は短くなります。

名古屋グランパス(豊田スタジアム)

  1. 新大阪から名古屋まで新幹線

  2. 名古屋から地下鉄を乗り継いで豊田市駅まで

  3. 豊田市駅から徒歩

  • 所要時間:2時間40分

  • 交通費:5,060円

地理的には近いですが、名古屋駅から在来線を1時間ほど乗り継ぐ必要があるため所要時間は日産スタジアムよりも大きくなります。

新大阪-名古屋はEX早特28ワイドの対象外なので、EXこだまファミリー早特3が最安になります。

ちなみに近鉄特急で行くと、合計時間は4時間ほどになりますがフカフカの椅子に座れて車内設備も充実しており、少し安くなるので時間に余裕があればそれでも良いかもしれません。

ジュビロ磐田(ヤマハスタジアム)

  1. 新大阪から浜松まで新幹線(こだま)

  2. 浜松から在来線で御厨

  3. 御厨から徒歩

  • 所要時間:2時間50分

  • 交通費:7,940円

ひかりで行けばもっと早いですが、庶民の味方ぷらっとこだまを使うことで1500~3000円程度安くなります。

川崎フロンターレ(等々力陸上競技場)

  1. 新大阪から新横浜まで新幹線

  2. 新横浜から武蔵小杉

  3. 武蔵小杉から徒歩25分

  • 所要時間:2時間55分

  • 交通費:12,197円

新大阪から新横浜まで行って、そこから乗換です。武蔵小杉からはバスもありますが、いつも引くほどの行列が出来ているので徒歩で計算しています。

サンフレッチェ広島(エディオンピースウイング広島)

  1. 新大阪から広島までこだま

  2. 広島から在来線なんでもいい

  3. 徒歩

  • 所要時間:3時間10分

  • 交通費:7,300円

新スタジアムに移転したことで、かなりアクセスがよくなり、こだまでも3時間程度で行けるようになりました。これによってバリ得こだまという、西日本版のぷらっとこだまみたいなやつで格安移動が出来ます。観光地ど真ん中にあるので最寄り駅が複数ありますが、どれを使っても料金や所要時間はほとんど変わりません。

アルビレックス新潟(デンカビッグスワンスタジアム)

  1. 伊丹空港から新潟空港まで飛行機

  2. 新潟空港からJR新潟駅までバス

  3. JR新潟駅からスポーツ公園前までバス

  • 所要時間:3時間10分

  • 交通費:12,990円

新幹線で行くと東京で乗り換えるという地獄になります。飛行機で直行しないと大幅に所要時間が増加するので飛行機一択です。

空港からもかなり曲者で、バスの乗り継ぎがあるので、時間にはかなり余裕を持って行った方が良いかもしれません。

町田ゼルビア(町田GIONスタジアム)

  1. 新大阪から新横浜まで新幹線

  2. 新横浜から在来線で淵野辺

  3. 淵野辺から無料直行バス

  • 所要時間:3時間20分

  • 12,306円

無料バスの乗車場所が複数あります。調べた限りだとこれが一番早くて安そうでしたが、正直行ったことがなくて無料バスの混雑具合が予想できないので、穴場とか知っている人がいれば教えてください。徒歩だと1時間だそうで、乗れないと悲惨なことになりそうです。

サガン鳥栖(駅前不動産スタジアム)

  1. 伊丹空港から福岡空港まで飛行機

  2. 福岡空港から在来線 博多乗換からの鳥栖

  3. 鳥栖から徒歩3分

  • 所要時間:3時間25分

  • 交通費:10,300円

新幹線停車駅の新鳥栖からスタジアム最寄りの鳥栖まで1駅3分とかなり良い立地にあるスタジアムですが、新幹線の運営が途中で切り替わることもあってか格安プランが存在せず、新幹線では16,000円程度かかってしまします。

というわけで飛行機がお勧めです。福岡空港からは、サガン鳥栖のページでは特急が勧められていますが本数があまり多くありません。待ち時間を含めると時間差はそこまで大きくなくなることが多いので在来線で良いと思います。

ちなみにサガン鳥栖に行く場合にはフェリーもかなり魅力的で、例えば阪九フェリーのネット予約で2人部屋だと、六甲アイランドから小倉まで12020円で寝ている間に連れて行ってくれます。小倉から鳥栖までは2時間と1680円かかるのでトータルの金額差は3,400円になりますが、ベッドで寝ている間に小倉まで着くことを考えると、十分お得な気はします。

前述したアビスパ福岡のベスト電器スタジアムの場合は、空港からあまりにも近いため、フェリーに乗るお得感は薄いかもしれません。

柏レイソル

  1. 新大阪から東京まで新幹線

  2. 東京から柏まで在来線

  3. 柏から徒歩10分くらい

  • 所要時間:3時間25分

  • 交通費:12,801円

東京で1回乗り換えれば着くので、ルートは単純です。特にコメントすることはありません。

FC東京(味の素スタジアム)

  1. 新大阪から東京まで新幹線

  2. 東京から新宿、調布と乗り換えて飛田給

  3. 飛田給から徒歩5分

  • 所要時間:3時間35分

  • 交通費:12,721円

新宿-調布は特急区間ですが、飛田給に特急は停車しないので調布で各停を待ちます。Jリーグの試合開催日にはキックオフの2時間ほど前から飛田給にも特急が臨時で止まるので、2時間前着で良い場合は5分ほど早く着きます。

湘南ベルマーレ(レモンガススタジアム平塚)

  1. 新大阪から新横浜まで新幹線

  2. 新横浜から平塚まで在来線

  3. 平塚から徒歩25分くらい

  • 所要時間:3時間35分

  • 交通費:12,670円

距離的には東京よりも近いですが、新幹線の停車駅の関係で新横浜まで行って逆に西に走る必要があるので、少し時間がかかります。

駅からも絶妙に遠く、有料バスもありますが混雑具合を考えると個人的にはちょうど歩きたくなる距離感です。スタジアムの移転先が好アクセスな場所になることを祈っています。

北海道コンサドーレ札幌(札幌ドーム)

  1. 伊丹から新千歳まで飛行機

  2. 新千歳から連絡バスでスタジアムまで直行

  • 所要時間:3時間45分

  • 交通費:16,880円

どうしても距離があるので交通費が嵩みますね。せめて1泊、できれば2泊して観光して帰りたいところです。

物理的な距離の割には直行バスが出ているおかげでアクセスはそんなに悪くなく、イメージよりは気軽に行きやすいと思います。

浦和レッズ(埼玉スタジアム2002)

  1. 新大阪から東京まで新幹線

  2. 在来線を乗り継いで東京から浦和美園

  3. 浦和美園から徒歩15分

  • 所要時間:3時間55分

  • 交通費:12,933円

東京駅から浦和美園までは、大抵のケースで3回の乗り換えが必要で結構大変です。赤羽で10分ほど歩いて乗り換えることで、1回の乗り換えで済ますこともできますが、所要時間はほぼ同じです。

鹿島アントラーズ(カシマサッカースタジアム)

  1. 新大阪から東京

  2. 東京駅から臨時バス

  • 所要時間:4時間45分

  • 交通費:14,190円

さて、この記事の最後、つまり最も新大阪・伊丹空港からの所要時間が大きいスタジアムはカシマサッカースタジアムになりました。

なんと言っても東京駅から2時間かかるバスの破壊力は抜群で、新幹線から引き続いて座り続ける苦行が、実時間以上に体感時間を引き延ばしてくれます。お尻の痛みを考えると、スタジアムでもゴール裏で立ち続けたいところ。

これに耐えられるかどうかというと自信はありません。前泊すればもちろん解決できますが、前泊以外に他に手段は無いのでしょうか。

実は成田空港から在来線で1時間ちょっとで行けるルートがあります。しかし、伊丹から成田の便は午後に1本程度しかありません。関西圏からまともに成田空港に飛べるのは関空くらいです。

そんな訳で、今回考えないことにしましたが、さすがにカシマサッカースタジアムに行く時には関空を使いたいかもしれません。関空だとPeachやJetstarが使えるので料金も抑えられます。関空発の飛行機(Jetstar)と成田からの在来線で所要時間と交通費を置き換えるとこんな感じになります。

  • 所要時間:3時間55分

  • 交通費:8,350円

なんと、所要時間も交通費も大幅に下がりました!

もちろん、遠いから省略していたはずの関空までの時間と費用を抜いているのでこの通りにはなりませんが、僕の場合は所要時間は新幹線+バスと同程度、交通費は1万円程度に抑えられたので、これで良いかもしれません。

追記(2024-01-22):神戸空港から茨城空港まで飛んで直行バスで行くルートも良さそうなので要調査

まとめ

新大阪・伊丹空港からの各スタジアムへのルートはこんな感じです。こうして並べてみると所要時間差はともかく、金額差は思ったよりも小さく感じますね。

浦和まで12,933円、札幌まで16,880円と聞くと、途端に札幌行きのチケットが安く感じてしまいます。

というわけで、気軽に全通しましょう。