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2026年フィンランド旅行(準備編)

ひつじは見ている
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公開:2026/9/24

9月にフィンランド旅行に行ってきたのでその話をします。例によってパッキングのリストから。

持ち物編

  1. きれいめハイゲージのセーター1枚とミドルゲージのカジュアルなセーター1枚、長袖ウールTシャツ(これは機内で過ごす用)

  2. パンツを2本(きれいめスラックスと防水軽量のアウトドアブランドの黒いパンツ、後者は機内でも履く)

  3. 防寒用のストール、手袋

  4. 防水アウトドアジャケット

  5. ウルトラライトダウン

  6. ウールのコート

  7. インナーと下着と靴下×4セット程度

  8. パジャマと部屋着の間くらいの適当な服上下1揃い

  9. 薄手のタオル・ハンカチ・手ぬぐい等

  10. スキンケア用品(機内持ち込みできる袋に入る分だけ小分けで)

  11. 化粧品類

  12. カメラとレンズ(広角20mm、なぜなら建築物を撮る予定がメインだから)

  13. 折り畳み傘

  14. ウォーターボトル(モンベルの軽量のやつ。フィンランドは水道水が飲めるし、結構おいしいので持っていくとよいです。給水スポットもある)

  15. マスク(往路も復路も機内が異様に乾燥していたので推奨)

  16. 水着(水着着用必須のタイプのサウナに入るかなと思ったが……結局プライベートサウナと、男女別全裸サウナにしか行かなかったので出番なし)

  17. サンダル(これは持って行って良かった。室内でスリッパ代わりにしてよし、薪で焚くタイプのサウナ小屋の出入りで使ってよしだったので)

  18. 充電器等

  19. パスポートや財布、チケット等

というわけで10日間の滞在用荷物でトータル合計7kgくらいなので、結局いつものバックパック旅行になった。なぜなら航空会社をまたぐ乗り継ぎがあるので、すべて機内持ち込みできると嬉しいため。旅行ミニマリストとお呼びください。

なお、旅行中のヘルシンキはだいたい最高気温15度程度なので、西日本の平野部における12月くらいの気温である。

交通系アプリ

基本的に公共交通機関のチケットはほぼアプリで買えるので、事前にアプリを入れていくとよい。アプリ以外だと、おおむね乗車時にクレジットカードのタッチ決済になる。わたしはすべてがアプリで完結した方がうれしいので、アプリをぜんぶ入れていった派。

また、配車サービスもUberのほか、Boltの車を結構見かけたものの、今回は公共交通機関しか使ってないのでそちらの使い勝手はよくわからない。BoltはUberより安いらしいんだけど。

HSL

ヘルシンキ圏域の交通アプリ。ゾーン制で一回から買えるけど、ヘルシンキに複数日滞在するならデイチケットがお得だと思われる。これひとつでバスと地下鉄と路面電車と船に共通で使える。そう、スオメンリンナ島行きの船にも乗れるのである!

Nysse Mobile

こちらはタンペレで使える交通アプリ。ゾーン制でHSLとほぼ同様の使い心地だが、乗車時にはQRを表示して車内の端末に読み込ませるタイプ。

Waltti Mobile

同じく交通アプリ。ユバスキュラなどではこちらを使った。交通会社を切り替えて、1アプリ内でそれぞれチケットを買えるので、複数都市に行くなら便利では。たとえばオーロラ見に行く人ならロヴァニエミでも使えるのでいいんじゃないかな……。

アプリの選択画面はこんな感じ。今回はユバスキュラのLINKKIだけ利用したが、1アプリで自由に切り替えられるUIとなっている。

VR

VRのアプリ。VRは日本でいうJRみたいなやつです。都市間の移動に利用した。チケットは早めに買うとちょっとお得。乗車中に車掌が回ってくるので、アプリでチケットQRコードを出して読み取ってもらう。

VR自体は座席の種類が多くて楽しい。座席は1〜2級と、あとはコンポーネントタイプも興味本位で使ったけど、ちょっとしたプライベート空間でおもしろかった。

なんかJR東日本みたいな色だな……。

特急には食堂車もあるし、ロヴァニエミ行きの寝台列車もあるので、列車好きにはうれしいかもしれない。

また、子供用車両とか犬連れOK車両とか、おしゃべり禁止車両とかもあるので、選択肢が多くてよかった。自転車も持ち込めるようなのでサイクリング好きにもいいかも。日本にも増えてほしい選択肢だ……。

その他予習

枯れ葉

フィンランドのアキ・カウリスマキ監督の映画『枯れ葉』。ヘルシンキの孤独な労働者のロマンス映画……なのだろうが、わたしもこの映画のカラオケおじさんのような人間になりたいぜ。カラオケおじさん、よくない? お節介だけど、それが人の背中を押す場面というものがあり、そして美声である。

カウリスマキ映画に出てくる人間って、昭和の日本映画くらいタバコを吸うよなと思ってたらヘルシンキで路上喫煙が多すぎて「あれって現代のリアルな光景だったの?」になった。

キノ・ライカ

ドキュメンタリー。冒頭の音楽、なんか歌詞が日本語っぽいけどそんなことないよなと思ったらしっかり日本語であった。なおここまでフィンランドの淡々とした薄暗めのトーンの映画ばかりなのですが……? なお、がんばれば寄れなくはなかったが、見たタイミングが直前すぎて旅行中にキノ・ライカまで行く旅程の隙間はなかったのが残念。

ジム・ジャームッシュの話すカウリスマキのエピソードって味がするわね……。

アアルト

アアルト建築を見に行く予習として。なんか編集でエモい感じになってるけど、こういう魅力的だが寂しく才能があり時代の流れというものの上を歩き続けるタイプって、絶対身近にいたらギャーって言ってるけど、こうやって見る分には味がしますよ! 何この感想は。アルヴァ・アアルトの話だけではなくアイノとエリッサの話でもある。ところでアアルトのアトリエに行った際に、ガイドツアーで「エリッサの存在ってある期間ほぼ忘れられてて……」という話があって、やっぱよくないですよ。と思った。正当な評価という概念。

ムーミン谷の彗星

パペットアニメーションの映画。カタストロフぜんぶ盛りみたいな凶兆が次々出てくる。スナフキンの言う「苔は木の北側に付く(ので森で迷ったときは見るといい)」の言葉を胸にフィンランドの森に入ったが、よくわからなかった。地衣類に気を取られすぎていたのでは? そうかも……。でも森の中で動き回ってると方向感覚を失うのはほんと。(ちゃんとルートがあるので普通の公園は問題ないです)

(その他いろいろ)

あとはいつでも私たちをクイックに導いてくれる明石書店のエリアスタディーズこと『フィンランドを知るための44章』とか、アアルト関係の本とか、一般的なガイドブックとかをひと通り予習した感じ。フィンランド語の簡単な動画も見たが、ほぼ英語でどうにかなってしまった。フィンランド人はだいたい英語ができるし飲食店には英語のメニューがあるから……(とくにヘルシンキでは)


お金の話とか

前回欧州に行った際のユーロ(現金)が少し余っていたので持って行ったが、結局現金は1ユーロも使わなかった。どこでもカードが使える。AMEXはたまに、VISAはどこでも使えるという感じ。

有料トイレというものがあるっぽいので滞在中に小銭は使うかな〜と思ったが、これも公共施設の無料お手洗いですべて済ませたので体験していない。どうも有料トイレもカード決済になってるらしいとも聞くので、今後はますます現金なしでもどうにかなるのかも。

以上