文体練習雑感

tamon
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《2・複式記述》頭痛が痛い、みたいな文章を敢えて書くのむずい。これは練習というよりは、使わないようにという戒めっぽい。複式になってるかは自信ない。

《3・控え目に》合ってるか知らんけど書いてて楽しかった。こういう雰囲気の短編書きたい。

《4・隠喩を用いて》隠喩ってこういうこと!?違う!?

《5・遡行》連れを登場させてしまった。誰だ。

《6・びっくり》怒りに近くなってしまった。ここから延々文句を続けた方が自然かも。

《7・夢》どこまであやふやにするか悩んだ。好きな雰囲気で書けたからよし。

《8・予言》ネタバレしてくるストーカーかな?

《13・厳密に》そういう設定だったんだ~と思いながら書いた。普段がざっくりすぎる。もっと位置関係とか決めて書いてもいいのかもしれない。

《14・主観で》なんか私、男性を書くときにこの口調やりがちだな。全然リアルじゃない。方言で書くとこうならないんだけどな。

《15・別の主観性》受付の人が登場。謎のツンデレ(?)にしてしまった。全部想像で書いたので間違ってたらすみません。

《17・合成語》他人なりきりマシーンが身も蓋もなくて好き。

《19・アニミズム》劇場の三人称視点なんて初めて書いた。もう合ってるのか分からん。最後締めるのが難しかった。

《21・区別》後半息切れしたけど楽しかった。「~ではない」の種類をもっと増やしたかったな。

《23・あらたまった手紙》手紙を書くのがあまり楽しくなかったので駈け込み訴え風にしてみた。ほとんどお題無視。《6・びっくり》で怒ってる人と気が合いそう。

《24・新刊の案内》ZINEを置いてる本屋に出すメールみたいな(実際に出したことはない)。作品のアピールポイントが分かったかも。

《25・擬音》童話風になった。ここぞ、というときに擬音語を使うのいいかもしれない。

《28・無関心》この口調もやりがち。別にリアルじゃなくてもいいと言われたこともあるけど、わざとらしくなるのが嫌なんだよな。

《30・現在》今を伝えるといえば実況。それにしても賑やかな客席だな。

《31・……た》《32・……ていた》若干描写を増やしてみたけどそんなに違いがないような気がする。そして語尾の遊び方が分からない。

《33・アレクサンドラン》このリズムのよさを活かして小説書いたら楽しいだろうな。

《34・同一語の連続使用》ホモサピエンスというあまり面白みのない単語しか思いつかなかった……。

《38・俺はね》もうちょっと面倒臭そうな感じを出したかった。あと主語を連続で使うのむずい。

《39・感嘆符》それにしても客席が賑やか過ぎませんか?

《42・俗悪体》語り手をツンデレにするとオチがつきやすいことに気付いてしまった。それにしてもこれは俗悪か?

《44・コメディ》何かが激しく間違ってる気がする。戯曲ってこんなんじゃないよね!?

@tamon
レーモン・クノーの『文体練習』をやっています。全部は無理なのでやれそうなものだけ。基本形の文章はこちらの短編をぎゅっとしたものです。kakuyomu.jp/works/16817330656894645885/episodes/16817330656894686470