面白すぎて2回目見てきたんだけど、2回目面白すぎて序盤からどうにかなるかと思った。
シーザーの登場から最高すぎてひっくり返るし、キルバイのバイク乗ってるとこからなんかもうわからん、もう泣ける。あかん。
一番最初のジガルタンダ連合軍(?)のダンスの歌詞で「森を救うために踊る」みたいなのがあって、こんな最初の一瞬の歌詞に伏線が入ってて普通に泣きそうだった。
見ていてストレスがないし、なんか無駄がない。キャラクター紹介も観客を置いてけぼりにさせないくらいのスピード感があって、散りばめられてる登場人物が終盤に生きてくるのもめちゃくちゃ面白いし、しかも泣ける。
敵対する人間が変わっていくのも、ワクワクさせられるしほどよい緊張感と笑いもあって見ていて疲れない。
後半に差し掛かると感情高まって泣いちゃうけど。
母親ゾウを殺したことを許されたシーン何回見ても泣く。あそこが一番泣いてるかも。人間の罪と後悔、そして許しに弱いオタクだから……あそこでシーザーが持ってる優しさが目に見えて好きすぎる。優しさが彼をああさせてしまったわけだけど、物語はまだ書きかえられる。それが許されてくれる映画なのがちょっとかなり効いてしまったかも。
シーザーがしてる鼻輪も思えばずっと故郷を忘れてないからだよねと思う。
シーザー好きだ〜〜〜……完璧ではない、ヒーローじゃない。紛れもない人殺しの悪役でも、それでもいい。
冒頭の「必要なのは正義じゃなく救世主だ」って言ってるのがその証拠なのかもなあ。
あの澄んだ目を見れば見るほど引き寄せられるし、どんどん魅力的なキャラクターになっていくの凄すぎる。笑った顔とか可愛いんだよなあ。口角あげてニヤっとするシーザー好き。あとシーザーからバッファロー🦬みを感じている。
SJスーリヤのレイも今回の作品が一番好きかも。いつも出てくる時のキャラクターって味が濃すぎるというか……
こんな素敵な演技するんだと思ってびっくりしちゃった。ぜんぜん知らなかった……。
ベレー帽被ってしっかり監督の格好していくの可愛すぎる。
ていうかキルバイはシーザーと出会ってなかったらあのまま警官になっていたんだろうし、シーザーは変わらずギャングのボスで、森はみんなに知られないまま死んでいったのかもしれない。
ラストシーンにかかる演説とかってあんまり個人的には盛り上がらなくて好きじゃないことが多いんだけど、シーザーが俺は無力だ。これから大事なシーンを撮るって言うシーザーの演説が好きすぎて、グッドテイクって囁くレイのあの表情、そんなん無理。
ダンスシーンとかサントラもバチバチに決まってて、ライティングも好きだ〜〜〜
スッバラージ監督ありがとう。ほんとうにありがとう…また面白い映画撮ってくれ……