ヒロアカ ユアネクストの雑多な感想※ネタバレ

tanakayosie
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開幕からストーカーの部屋でウワー!

そのあと、ストーカーとでっくんのオタクの部屋の差異がお出しされて心の中で爆笑してしまった。壁一面どころか、天井に大判写真貼ったあげくに対象の動画を見つつ、対象のコスプレをするんじゃない。

というように、とにかく私の目にはダークマイトがかなり気持ち悪かったので、気持ち悪い!錬成するものまで気持ち悪い!なんだその自分の金ピカ彫像をセントエルモみたいに大量にひっつけたキショイパンデモニウムは!ってマスクの下で歯を剥き出してました。崩壊したらしたでキンキラ彫像が山積みになってたたのもイヤッ。オールマイトの口調や親しみを持ってなされる動きとか、下地に最悪の思考があると、似てまったく異なるものになるのね…。

錬成の能力、ヤオモモと同じで自分の脳の中にないものは作れないはずだから、あの船の内部は彼の思い描くインテリアだし、最悪の外観も彼のセンス…子供が考えたような素晴らしい嘘の国見ると、彼もまた父親とうまくいかなかった子だったのかなとか思いました。それはそれとしてストーカーやめろ。実の伴わない上べだけの錬成世界、憧れの存在に見た目だけを寄せる、空っぽ具合がすごい。ヒーロースーツを着ることによりヒーローの自覚や気概を得るけれど、それが他人のものではどうにもならないことに気づかない。

個性について外部バフで増幅だけしてもらったファミリー全員慢心して、強くなるための創意工夫や努力を捨ててるな〜進化しないプルスウルトラしないという部分が、生徒たちとの対比であり負ける要因じゃんねとなって、そこもヒロアカっぽさを感じた。治崎もだけど、協力ではなく利用の手段では足し算のミラクルは起こらねんだなあ。

個性消失の能力を持っていても、その個性を最大限発揮するためには、自分は他に何を身につけるべきかを考えていなかったり、今まで出てきたキャラとニアリーな個性を出すことによって、そこらの違いを出してきてて面白かったです。

なにかの喪失があっても強さを失わないことが、ヒーローには必要なんだと思えるのがヒロアカの好きなとこのひとつなので、わかりやすくミルコの折れなさとか泣いてしまうんですよね。

だからさ〜劇版でヘリで指示を出すだけだったオルマイが、本編ではこのあと補助を借りて戦いに戻るのも、また折れないことだと思えるのでさらに泣く。発明科は失った人たちがまた立てるよう支える人たちなのだよな〜。ヒーローへを支える技術は、ヒーロー業をやらない人たちの支えにもなるだろうな。

最終回手前で、人は皆自分の人生の主人公であること、個性を失うことの結末を見せてもらったの感慨深かった。

で、あの特典のえげつないプライベート暴露なに。