やり手の刑事が連続猟奇殺人を追っている。住宅街の裏通りで襲われかけたり、怪しい影を追ったりするも、確証のひとつもつかめないまま殺人は起こり続ける。容疑に上がっていたのは、町内一の金持ち。他の昭和期に建てられた近隣とそぐわない大邸宅に住んでいる。
その家で夜通しパーティが行われ、刑事が監視していたけど結局何も起こらず。明け方、仕方なく車を取りにその場を離れる。町内の主婦二人が捜査に協力しており、刑事に家まで送ってもらうため車を待っていると、その邸宅の斜め向かいから子供が出てきた。三人くらいの子供がまず出てきて子沢山だなと見ていると、わらわらとたくさんの子供が出てくる。最後には10人を超え、そして母親が出てきた。全員一列に並んでニタニタ笑いながらこちらを見ている。お父さんお父さんと子供が、家のそばにあった狛犬に似た歪んだ石像に声をかけると、それの口が赤く裂け始める。
実はその家が吸血鬼の一家で、一連はこいつらの仕業だったのた。石像が襲いかかってきてあわやと思ったら、石像を掴んでアスファルトに叩きつける主婦1。お父さん(石像)二つに割れた。お父さんになにするんだ!と牙を剥いて向かってくる子供たちを端からボッコボコにし始める主婦1。
母親が激昂。主婦2を家に引き摺り込む。悲鳴をあげていた主婦2、家に入ったとたん豹変。おどれらの仕業やったんか、と手近にあった皿で母親をぶん殴る。母親泣きながら狭い棚の中にに逃げ込むも、小窓を叩き割られ外から殴られる。「茶飯の炊き方も知らんのかって、ようもうちのことバカにしよったな」と主婦2は以前にあった恨みをぶつけながらひたすら殴る。
ここで目が覚めた。茶飯の炊き方私も知らないわ。