アラフォーになれば自分を許せるかも?

谷口テツ
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自分が嫌いな人に言いたい。40歳まで生きなさい。

私は、よく「コミュ力が高い」「人見知りに見えない」と言われることがある。しかし、実はその分野について相当な時間を費やして勉強している。動画や書籍を参考にしたり、有料のコミュニティに入って学んだりと、トータルで100時間以上は学びに使っていると思う。

ある程度のレベルなら、コミュニケーションスキルは誰にでも身につけられる。だが、人間関係ってむずかしいものだ。プライベートならまだしも、ビジネスシーンでの関係や、絶妙な距離感の人間関係を完全に乗りこなすのは、私には無理だった。


私は諦めることがあまり得意ではない人間なのだが、ここ数年で自分の限界を垣間見て、何かが切れてしまったような気がする。

今の社会では、周りに合わせて自分を変化させられる人が圧倒的に有利だと思う。それが私にはできなかったのだ。当たり前にそれができる人(社会的強者)からは、反感を買うこともあるだろう。

でも、アラフォーになったあたりで、私は色々なことを諦めて、捨てて、そして自分で認められるようになった

若い頃は、うまくいかないことで悩んでいた。

「なんで自分は人から嫌われるんだろう?」

「なんでみんなが簡単にできることができないんだろう?」

本当に自分に自信がなかったし、今もいっぱしの人物にはなれいるわけでもない。けれども今は「それでもいい。自分なりによくやっている」と思えるようになった。


今悩んでいる若者に伝えたいのは、自分を許せるその時まで、腐らずに前を向いて生きることだ。自分の限界を受け入れ、自分らしく生きることが、人間関係における悩みを乗り越える鍵になると、私は実感している。

@taniguti_tetsu
至って普通のアラフォー男性です。 blogとwebライターを2023年からチャレンジしています。 X→@tetu_webr テイスペ!→30konkatu.com