最近、京都、大阪、兵庫をまわる関西旅行と、友達の祖父母の家に泊まりに行く長野旅行に行った。
関西旅行では、有馬温泉付近の宿に泊まった時に古典文学作品の資料集がたくさんあったので、その中から次の日京都に行くこともあり、平家物語を手に取り1時間くらい読んでた。
学生の頃に歴史なのか古典なのかの教科書に出てきた記憶はあるが、ほぼ全部忘れてた。幸い一緒に行った彼女が日本史が得意だったこともあり、いろいろ聞きながら読み進められた。
冒頭で諸行無常を言い換えたような文書が四つならび、それの事例として中国や日本のものをあげながら、その最たる例が平清盛である、という感じで、平清盛の物語に入っていった。
その頃は鴨長明の方丈記しかり、この世や反映は諸行無常である、という考えが知識人の間で若干ブームであったことなどが書かれてた。
COTEN RADIOでは、お馴染みの諸行無常だが、こんな頃から歴史を俯瞰してそんなことが言われてたのかと思うと、やっぱり歴史を学ぶことは面白いな、と思った。
旅行から帰った次の日に、代々木上原駅にいい雰囲気の古本屋を発見し、そこに平家物語が売ってたので、買ってちょこちょこ読んでいる。