とりあえず3日は、はどうせ三日坊主になるだろうから、保険をかけておくためです。
そういえばマイケル・サンデルの「実力も運のうち」に書かれてた運による平等主義批判の中にも保険の話出てきたな。
能力ではなく運の要素で起こった不幸に対してはコミュニティで保障しよう、ということにするとする。
しかし、どこまでが運でどこまでが選択の結果なのか、ということの線引きを客観的に行うことは難しい。
例えば、車で避けられない交通事故を起こしたときに、損害賠償で多額の借金が発生して生活が苦しくなったとする。
これは、交通事故という避けられない運の要素によって起こったことなのか?自動車保険に入っていれば借金を払うことはなかったから、それは本人の保険に入らないという選択の結果なのか?では、自動車保険に入るという選択をできるほどの経済力があったのか?それは幼少期の親の収入と教育水準によって制限されてる面があるとしたら?
などなど、まあその方向で能力主義に立ち向かうのは現実的ではないよね。
この本についてもポッドキャストで取り上げようと思いますので、楽しみにしていてくださーい。長く書いちゃうと継続が難しくなるので、この辺で。