そう。神奈川県と東京都の中学受験の初日であります。
25年以上前になりますが、私も受験しました。そして毎年思い出されるのは、12歳の冬に会った二人のこと。
一人目は、塾の理科のO先生。
20人はいたであろうクラス全員に、その子の志望校合格に向けたアドバイス入りのポストカードをくれました。仕事への熱心さに頭が下がります。私のカードには「◯◯(私の志望校)の理科は難しい問題が出るので、解けなくても落ち着いて」みたいなことが書いてあったと記憶しています。
たしかにその通りで、私の志望校(そして母校?中退だけど)は理科の良問で有名なのですが、解けなくても入学できるんですよね……最近の過去問を見ても「こんなの解くの無理でしょ」って思います。
二人目は、その志望校の名も知らぬ先輩。
問題用紙を配るときに全員に「頑張ってください」「頑張ってください」って言いながら配った先輩がいました。受験番号001からの教室だったので、ガチで入学したい子しかいない教室だったからでしょうか。とっても嬉しかったです。
入学してしばらくしてから知ったのですが、あれは高校二年生の委員がやるそうです。いやぁ、中退しなかったら私もぜっっっっっっっったいやりたかった。
結局その先輩は誰だか分からずじまいなんですけどね。