出張明けそうそう、午前中からタモリ倶楽部内でのCMでおなじみの銀クリにカウンセリングに行った。
去年、齢50にして白い歯と浅黒い肌を手に入れて調子に乗った私は、51歳の目標として「デブとハゲからの卒業」を掲げたのであった。デブ対策としては食事制限などが考えられるが、そこは長期的な取り組みを考えている。なにしろ飲食業なので、仕事で食べなければならない量が半端ないのだ。
一方でハゲ対策は、テクノロジーが急激に進歩した現代では薬を常用すればある程度なんとかなる。とはいえ、薬を飲むことにはずっと抵抗があった。なぜなら、抜け毛を抑える薬を飲んでいると献血ができないのだ。
累計献血回数が85回を数える私にとって、献血ができないということは生きがいのひとつを奪われるも同じことだ。ところが先日行った治験によって、様相が一変した。
新型コロナウイルスの新種ワクチン接種をしたのだが、なんと接種後少なくとも1年間は献血禁止になっているのだ。もちろんその後もこのワクチンの安全性が確立されるまでは、引き続き献血は認められない。
残念ではあるが、これも社会貢献の一環だ。受け入れざるを得ない。そこで、せっかく献血できないのならいっその事、ハゲを治そうではないか! という心境に転じたのだった。
これから1年もすればフッサフサの頭髪でみんなの前に現れる予定である。乞うご期待!
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" 今のキミはピカピカに光って、あきれ返るほど素敵。 "
『今のキミはピカピカに光って』斉藤哲夫