今日から二泊三日で福島浜通りの伝承スタディツアーに参加している。
品川駅からあさイチの特急に乗り、待ち合わせ場所の富岡駅に到着したのが11時の少し前。参加者は私を含め9人で、コーディネーター2人の引率で各地を巡っていく。
まずは2泊する『ほっと大熊』に荷物を預け、オリエンテーションから。今回のメインイベントである福島第一原発内の見学は明後日の最終日とのこと。
午後は主に富岡町を巡った。『廃炉資料館』と『アーカイブミュージアム』は先月に続いての来訪になる。ちなみに宿の方にも去年の11月に宿泊した。そして大熊町には中二日での再来訪という、なかなかの浜通りリピーターっぷりだ。
富岡町でワイン作りによる地域復興を試みていること、大熊町の大野駅前再開発事業にURが深く関わっていることを今日はじめて知った。また、夕食後は大熊町で大規模なIT無農薬農業をさせている方のお話を伺った。
全町避難の末に農地所有者が戻って来ず町に土地の活用を委託していること、除染をした上に山土を盛っていることがこの地域の農地の特徴である。これにより大規模農業と無農薬農業の両方を実現できる土壌がセイヒされたのだ。
この地域に特有の条件を最大限利用することの重要性と、具体的なとりくみの有効性が印象に残った。
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" 離れていても、そうだ向こう岸はある。もっと自分を信じろよ。 "
『RIVER』AKB48