今日もゴールデンウウイーク進行でまったりと。
『苦界浄土』と『わたしの地元学』という水俣関連の本を読了した。日本人の多くが持つ福島の処理水放出への忌避感は水俣病の記憶から来るものが多いのだろうと考えている。大きな被害を被るのは常に「持たざる者」で、多数派のステイクホルダーたちから穢れの烙印を押し付けられるのだ。
断食明けなので、ランチは『スヴァラヴァ』で。カウンター席に隣り合わせた矍鑠とした爺さん、御年90になるそうだ。思わずインタビューをしてしまった。大田区で生まれ育ち、東京トヨタの一期生で、初期の自動車を大学と共同で開発していたとのこと。
うちの親父(81歳)もこれくらい元気ならいいのにね。
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" 遠き想いはかなき望み、恩愛我を去りぬ。 "
『北帰行』小林旭