昨日から出張で長野に行っていた。

記録的な暖冬だったはずが2月も終わろうかという頃から冬将軍が本気を出しはじめ、長野の市街地にも雪が降り注いでいた。今回の案件は私が長野の企業で担当している飲食店フランチャイジーの臨店、およびFC本部各所との折衝だった。3月で私の業務委託期間が切れるため来月以降の業務内容と契約形態について長野の企業社長とここ数日やり取りをしている中で、FC事業を拡大するか止めてしまうかという話になっており、現状のFC契約がどうなっているか? また店舗をFC本部に戻す現実性などを探っていた。

社長に店舗まで迎えに来てもらい、夕方は来月からの仕事の話を。社長の希望としては私に限りなくフルタイムの近いかたちで働いてほしいとのこと。気持ちは嬉しいのだが、こちらの都合としてはそうも言ってられない。他にもやりたいことは山積みだ。それでもやっぱり仕事のメインは長野であることには変わりない。研究テーマである「食を通した地域ブランディング」はもとより、自分の一番の得意分野であるエリアマネジメントと人材育成を長野で進めて行きたいのだ。

中長期的な成長を考えると、自前での組織作りと人作りが必要不可欠になる。私が熊本大学でIDを学んだのも、まずは実務で活かしたいと考えたからだ。自分の経験とIDで学んだノウハウを掛け合わせて、長野を人材の宝庫にしたい。社長にこの話をしたらとても乗り気になっていただいたので、今後しばらくは人材育成に注力していきたい。

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“ 私たちの望むものはくりかえすことではなく、私たちの望むものは絶えず変わってゆくことなのだ。 ”

『私たちの望むものは』岡林信康

@tanpopo1973
気まぐれに日記を書いています。