今日も和歌山。
午前中は厨房内に必要な調理器具や厨房機器のリスト作り。昼頃にこの店のメンバーの方が採れたての竹の子を4本も持ってきてくれたので、生まれて初めて灰汁取りを行った。米糠とかを入れなくてもなんとかなるらしく、大鍋で小一時間じっくりと茹で上げた。
本来はこのまま茹で汁ごと一晩くらい置いておくのが正しいやり方のようだが、私は夕方の便で東京に戻らねばならない。茹で汁を捨て皮を剥き一口大に切り分けると、砂糖を表面にまぶしてからラップして冷凍保管にした。次回来訪は1週間後。他のメンバーたちに食べてもらうのが、今から楽しみだ。
帰りがけに和歌山城に足を伸ばし、満開の桜を見物。普段とは見違えるほどの人でごった返している。確かに場内に咲き誇る桜並木の姿は圧巻だ。このように見るべきものがありさえすれば、空洞化が叫ばれている中心市街地にも人は集まるということだ。
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“ 私たち、新しくなれるの? ”
『桜』川本真琴