今日は2週間ぶりにオフにした。個人事業主は自分の中で明確に線引きをして、たまには仕事のスイッチをオフにしないと無限の働き続けてしまうのだ。
午前中は最近作っている『自分史年表』をカリカリと直していた。自分のことは自分が一番わからなかったりするので、自らのキャリアやスキルだったり嗜好の変遷やバイオリズムの波などを俯瞰するためにせっせと書いている。「好きになったもの」「頑張ったこと」「達成したこと」「挫折したこと」「悩んでいたこと」を振り返り、3年ごとに区切ってその期間に起きたことを厳選して3つづつ埋めていく。
干支がひと回りする12年を1セットにして「0〜11歳(幼年期)」「12〜23歳(青年期)」「24〜35歳(壮年期)」の3セットが人生の前半戦。「36〜47歳(転換期)」がハーフタイム。「48〜59歳(再生期)」「60〜71歳(成熟期)」「72〜83歳(老年期)」が後半戦。日本人男性の直近の平均寿命が81.05歳なので、こんなバランスが良いのではないかと思い設定してみた。ちなみに、84歳以降はロスタイム扱い。長くロスタイムを取れるように若いうちから手を打っておくのも戦略として有効であろう。
ひと通り書いてみて気づいたことは、子どもの頃に好きだったものや気性・行動の指向などはおっさんになっても基本的には変わらないということ。そして、過去に経験していくつかのことがその先で繋がって、その次の決断に大きな影響を与えていること。結局はそのふたつによって個性は形成されて行き、歳を重ねるごとにオリジナリティが増していくということだ。
中年になり「結局何者にもなれなかった」などと嘆いている人もけっこう見かけるがそんなことはなくて、40歳を過ぎれば否応なく「何者か」になってしまっているのだ。その姿がかつての自分が思い描いていた理想像と違っているからといって、なかったことにしてしまうのはあんまりではないか?
人生の後半戦は「なってしまった」自分を直視して、そのオリジナリティを最大限に活かす人生設計をしていくことが重要だ。それが認知の歪みを矯正しつつ自己肯定感を高め、人生の後半戦を有意義に過ごしていく武器になるのだ。
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“ なにも怖れることはない、遠回りでも時間はある。anyway anytime ぼくはずっと歩いてる。 ”
『Glory Days』SKE48