今日は父の81歳の誕生日。先月80歳の誕生日を迎えた母の祝いも兼ねて、近所のうなぎ屋でささやかな宴を開いた。
去年、父の80歳の誕生日には私の取引先の焼肉屋を予約して両親と姉・甥っ子を招いたのだが、その後は父が病や事故で入院を繰り返した挙げ句に歩行が覚束なくなったため、今年は近場で過ごそうと相成った次第。
一日おきにリハビリのために外出した流れで馴染みの飲み屋に寄って帰って来ることが、父の最近の唯一の楽しみだ。すっかり酒も弱くなり、芋焼酎の水割り2杯で十分らしい。3杯飲むと足下がおぼつかなくなり、母がご立腹になる。
正直、両親とはそんなに関係が良いわけではないが、一応長男なのでそれなりに親の相手は介護も含めてやらないといかんのである。あと何年くらい今のような暮らしを続けられるかは神のみぞ知ることとは思うが、死の間際まで自力で歩き自力で食べることが彼らの尊厳を保つことになるだろうか、できるだけ長い間健康を維持してほしいものだ。
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" いつでもここにいるから帰ってきていいんだよ。そう思えばあとひとつふたつ出来る我慢も増えるでしょう "
『がんばれがんばれ』SION