GW最終日。ふと坂内食堂が食べたくなり、妻と朝6時半に家を出た。7時半に着いた時にはすでに1時間ほどの行列が。
東京の人気店に行くこともあるけれど、ここまでの行列は見たことがなかった。同時に、なぜここまで人気なのかという疑問が湧いた。しかし、説明できるほどの知識はない。
メニューはたったの4種類。王道はノーマルの中華そばだが、他3種は肉やネギを増やしたもので、作り方は殆ど変わらない。だから、回転もかなり早い。
透き通ったスープに、もちもちとした中太麺、柔らかいチャーシュー、食感や風味のアクセントとなるネギ。シンプルだけど、見た目からは想像のつかない美味しさ。まさに完成されたラーメンと言えると思う。
個人的に感動したのは、こんなに多くのお客様に毎日提供しているということ。割と美味しいお店でもスープ切れや店主の予定で早仕舞いするのを見かける。もちろん、採算の観点や個別の事情を否定するわけではない。ただ何十年と続く坂内食堂と比較することで違いが見えてくる気がする。
年に一回は食べに行きたい。