狂言の演目に「くさびら」という演目があることを知る。
狂言は、今で言うところの【コント】だと思っている。そこには社会への風刺や、人間観察なども含まれているのだろう。
それはさておき「くさびら」の話
物語の概要はこちらでどうぞ。
https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc12/enmoku/kusabira.html
動画も。
日本語であそぼうかなにかで、キノコの動きを見たことがある気が。
終盤のキノコ大発生の場面を見たのですが、その時私の記憶の中から引き出されたのは、
葉っぱ隊
でした。とても失礼(笑)とは思ったのですが…
素っ裸に葉っぱ一枚で滑稽な動きをする、おかしな物が大量にでてくる。それだけで面白い。
「くさびら」もしかり。
その上、滑稽な集団に、まともな人間たちは太刀打ちできないのである。キノコ軍団を退治しようとした人間は、どうしようもなく退散する。
面白いと思うことは、昔から変わらないのかもしれない。人間の本質のようなものが垣間見える気がした。
それと、滑稽さにはなにも勝てない、正しさを振りかざしてやってくる脅威への対抗法のヒントが、ここにありそうな気がしている。
追記
確認した所、葉っぱ隊の曲の歌詞には、社会風刺が込められておりました。笑いの原点がここに…