またマッツが来日している。みんなが「もう日本に別荘を買った方がいいのでは?」と言ってて。私もそう思う。京都に良いマンションでも買って、木屋町や先斗町あたりで美味しいお酒を飲んで、鴨川で散歩してほしい(完全なる妄想)
実は、マッツが来日する一週間前ぐらいからソワソワしていた。日本のイベントの前に、シカゴでヒューとイベントをしていたからだ。久しぶりのツーショットに私のTLは喜びと興奮で盛り上がっていた。相変わらずハンニバルシーズン4の話は未定みたいだけど、それでもこまめにファンに向けての催しがあることがすごいなあと思う。
そして、来日当日は、予想通り、空港でファンに囲まれていた。写真を一緒に撮ってあげたり、偶然喫煙所で出会った人ともフレンドリーに対応していて、写真をOKした様子がTLに流れてきた。珍しく髪を長めにのばしており、何かの役作りかなあと思って調べたけど特に理由はわからなかった。また悪役かなあ。ちょっといつもと違う感じも観てみたいなあ。
京都駅のそばに新しい本屋さんができたようなので気になってる。個人書店なのかな。HPをチェックしてみたら「カフェ」というページが準備中になっていた。コーヒースタンドのようなものができるのだろうか。私はもうコーヒーが飲めなくなっちゃったので紅茶もあったら嬉しいなと思う。
最近まで読んでいたのはルーシー・ウッド潜水鐘に乗って』。コーンウォールの伝承や伝説を元にした幻想的な短編集。まず冒頭から表題作である『潜水鐘に乗って』と話題の『石の乙女たち』が続いていて、これら2作が突出して良かった気がする。
はじめから良い作品が立て続けにきたので、自ずと期待値が上がってしまったけど、そのあとは比較的落ち着いた筆致というか、ちょっと地味めな作品も多かったかな。でも、嫌いではなかった。なかでも『浜辺にて』『ミセス・ティボリ』は強く印象に残った。人生の苦楽みたいなものが、不穏とまではいかないけれど…美しさのなかにある影のように描かれていて興味深かった。
多分、幻想的な話には多少の不穏さがあった方が私は読みやすいのかな。物語に、ちょっとした刺激のあるスパイスを求めてしまう…。