Netflix『リプリー』が素晴らしい。
4話ほど観たけど、どのシーンも美しく完璧なカットワーク。モノクロームの世界がこんなに魅力的なものだとは…。全てを模写したくなる。
モノクロで撮ってるのでどうしてもとっつきにくく感じるけど、それほど堅苦しい話でもなくて、なんだか茶目っ気を感じる部分もあり、それが意外だった。アンドリュー・スコットの演技が抜群に上手いんだと思う。上流社会を羨んでいて、階級差から逃れるため別人になろうとする悪党を見事に演じている。同じ犯罪者でも『シャーロック』のモリアーティとは全然違う。スマートじゃなくて、ぎこちないし、ちょっと滑稽。たぶん、完全悪として描かれてないんだろうなあ。不条理な世の中をとんでもなく間違った方法で泳ごうとする人間の話だよね。
原作も読めてないので、また機会があれば読みたい。
岸政彦さんのおうちにやってきた「ちくわ」ちゃんが可愛くてしかたない。毎日たくさん写真を載せてくれて、その写真を見るたび成長の速さに驚く。一瞬、一瞬が宝物だろうなあと思う。その一方で、子犬を育てるのはとても大変そうだとも感じる。やっぱり一緒に暮らしてみないとわからないことの方が多いよね…。犬猫を飼ったことがない私は、とても良い勉強になっている。
そんなことを考えながら、仕事中に岸さんのポッドキャストを聴いてみたら、現Xのことを頑なに「Twitter」と呼ぶようにしていると話してて笑ってしまった。私もそうだから…笑 なんとしてでも譲らない。私の中ではいつまでもあそこはTwitterという場所なのだ。
実は『にがにが日記』を買って積んでるので、少しずつでも読まねば…。